ペンギンアップデート3.0で影響について「リンクの話中心」

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO

   
 
   

ペンギンアップデート3.0[2014/10/17、18実施開始]で順位が下がった?上がった?

今回のポストは、昨週末にあったアップデートに関する内容です。
現状ではアップデート内容の確認作業が未完了ですが、特に大きな変更があったであろう点を中心に投稿を書いて行きたいと思います。

リンク

『自作自演リンクはダメだ!』
この意見を否定はしません。ただし、どういったリンクがナチュラルと判定され、どういったリンクが有料リンクと判定されるのかを考えることは非常に重要だと思います。

というのも、リンクに関するポストに対し『自作リンクはダメ!』の一言で思考停止されている方もいるため、私の考え・スタンスを明示させて頂きました。

さて、今回のアップデートで精度が強化されたポイントとして、『アンカーテキスト』を挙げたいと思います。

アンカーテキストの分散

一時よりアンカーテキストにキーワードを含めず、前後文章にキーワードを含めるリンク効果の検証を行っていますが、今回はこの考えをプッシュするような精度強化が行われたと考えています。

アンカーテキストを分散することの重要性は言うまでもありません。
特に、上位表示を狙うキーワードを含めたリンクに警告です。

  • アンカーテキストのオリジナリティー
  • アンカーテキスト内の固有単語の含有率

この2つは強化された対象です。
加えて、
リンク周りのコンテンツや発リンクの重複
は強化された対象です。

まだアップデートから1週間経過していませんので、慌てて編集をすることはリスクですが、状況を見て該当要素を含むサイト管理者は対応が必要となるでしょう。

最適化し過ぎたMETAタグ

つい1~2ヶ月前に投稿したSEO目的のmeta description(メタ ディスクリプション)はやめにしないか?内で結論として申し上げた

meta descriptionタグを最適化し過ぎると稀にスパム判定を受ける。

が、より頻繁にスパム判定を受ける。

へ変更されました。
いまだに該当タグの最適化に精を出す管理者は考えを改めるべきでしょう。
今後どうすべきかは、該当ポストを確認して下さい。

ただ、このmetaタグの最適化については、Googleにも責任があります。公式に発表している最適化実施用資料等にmetaタグの設定をうたっています。
このあたりが順位上昇を狙うサイト管理者と、スニペットから希望サイトを見つけ出したい検索ユーザーの意見不一致が起きています。
古い知識の取捨選択が必要な時期に来ています。

と、ここまで重要度の高い変更点2点を見てきました。
変更要素は相当数にのぼると思いますが、重要度が高いと感じ、かつ変更が確実であろう2つをピックアップしてまとめました。

最後に、このポストは高橋のアルゴリズム解析経過を元に記載した内容であり、アルゴリズムを断定するものでも、自作リンクを推奨するものでもありません。用法用量を守ってサイト編集は自己責任で。という定形を含めて。
ではまた次回は内部要素の解説に戻るかと思います。ご覧頂き有難う御座います。

 

関連記事

フラッシュサイトは検索結果から外される?

フラッシュ利用サイトは順位が落ちる?スマホ検索で【Flashを使用。お使いの端末で動作しない場合があります。】

今回のテーマは『フラッシュ(Flash)』です。 リッチなコンテンツを用意する上で重要

記事を読む

コンテンツ設計には、検索意図と本質的な希望の把握が大切

コンテンツ設計におけるサーチインテント(検索意図)と本質的な希望の違い

最近では、ウェブサイトの構築・メディアサイトの構築時に、各キーワードの検索数や難易度、ページ単位

記事を読む

SEO対策について実りある相談をするには

SEO対策の何を相談したら良いかが分からないあなたへ。

10年ほどSEOエンジニアをしていますので、それはもう数百件(1000件を超えている?)のS

記事を読む

スマホ検索の順位変動はまだ?

モバイルフレンドリー要素が組み込まれる日時について

今日という日。4/21はGoogleが宣言したXデーです。(Xデーという言葉が合っているかは別と

記事を読む

タイピングミスを放置すると順位が落ちる?

コンテンツ内に入力ミス(誤字脱字)があるとSEO視点で減点になるの?

ブログやサイトへコンテンツの追加を行う。作業内でタイピングミスが発生し、そのまま放置されてい

記事を読む

サイトを多言語化する際の注意点

多言語化は気をつけないとコンテンツスパム?翻訳記事の扱いについて

2020年開催の東京オリンピックを控え、日本を訪れる観光客向けのサイト準備も重要度が増してき

記事を読む

SEOエンジニアの業務とは?

SEOエンジニア・SEOスペシャリストとは?仕事内容は?

つい先日もSEOエンジニアという職種について質問を受けました。 やはり、WEBデザイナーや

記事を読む

SEO外部対策の仕方は?

外部SEO対策の方法(ホワイトとブラック)

SEOには、内部と外部がありますね。 内部対策は地道にサイト編集することでより良く最適化さ

記事を読む

格安料金のSEOを使う前に知っておくべきこと

激安料金のSEOサービスにはリスクが伴う

激安価格のSEOサービスはなぜ超低価格で販売が出来るのか。 このカラクリをご紹介します。

記事を読む

ドメイン移転時のリダイレクト設定とは

ドメイン移転の際は、.htaccessファイルでリダイレクト設定を忘れずに【必須手順】

ウェブサイトの運営過程で、サイトドメインを変更するケースもあるでしょう。 中には、あるどメイン

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑