SEOテキスト広告って?テキストリンク広告の選び方

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, リンク

   
 
   

SEOテキスト広告とは?
SEOテキスト広告をご存知ですか?
無理やり広告と付けていますが、これは有料リンクサービスです。
SEO効果を狙った、テキストAd(バナーリンクではなく、テキストリンクである)との意味合いでしょう。

良いSEOテキスト広告・悪いSEOテキスト広告

まずこれらサービスを利用するサイトオーナーは3つの事実を理解する必要があります。

  1. Googleのガイドライン違反サービスである
  2. スパム判定を受けるリスクがある
  3. 効果があるサービスもないサービスもある

では、それぞれの項目について説明を入れます。把握していなかった項目があれば確認して下さい。

Googleのガイドライン違反サービスである

お金を支払いテキストリンクをはってもらい、SEO効果がある(ここではrel=”nofollow”を付けないリンクを指します)のであれば、Googleが禁止するペイドリンクに該当します。

スパム判定を受けるリスクがある

前項1の続きになりますが、ガイドラインに違反するサイトは、インデックス削除などのペナルティーを受ける場合があります
ここでは、広告を掲載するサイトも広告主も共に罰を受ける対象となります。
ペイドリンクは安価なサービスほど発見されやすく、ペナルティーを受けやすいと言えます。
なぜ安価なサービスほど危険かと言いますと、安価なサービスは1サイトからの発リンク本数を増やす必要があります。(1リンクあたりの原価を下げるため)この為、利用者が多ければ自分以外の利用者が通報するリスクが高まります。
また利用者が多ければ、不自然に順位上昇するサイトが増えますので、結果としてGoogleスタッフによる目視チェック対象となりやすいと言えます。
さらに、安価なサービスのサテライトはかなりシステマティックに制作されているため、目視でスパム行為だと気づきやすい点も付け加えます。

効果があるサービスもないサービスもある

被リンク効果は被リンク元のオーソリティーやサイトの更新頻度、ジャンルといったサイトのポテンシャルに関するものも当然のこと、Googleにインデックスされており、リンククローラーが回ってくるという当然の条件があります。
この当然の条件すらクリア出来ていない無価値なサイトからの被リンクを売るサービスもあります
数百本のリンクを付けても、リンククローラーが回ってこないリンクであれば0(無価値)×1000本のリンク=0(ゼロ)です。

選び方をまとめると

一応、有料リンクは非常にリスクが高いですよと書いた上で。
効果のあるリンクビルディングの一例です。

  • 1サイトから供給するリンクは、数サイト以内であること
  • あなたのサイトジャンルと被リンク元サイトジャンルが不自然でないこと
  • サイトは少なくとも数ヶ月に1回程度、記事の追加などが行われていること
  • 被リンク元サイトへ検索エンジン経由で人の流れがあること
  • 年に数件でも被リンク元サイトから人の流れがあること
  • インデックスされており、定期的にクローラーが巡回していること
  • アンカーテキストは全リンクバラバラであること
  • アンカーテキストは【こちら】や【HP】や【URL】といった価値の低いものも含むこと
  • 画像リンクや画像リンクのaltが空のものも含まれること

私はこれを満たすサービスを見たことがありません。
というのも、自前で構築することと費用差がないためでしょう。

今日はブラックハットな手法のひとつについて掘り下げました。

 

関連記事

上位表示されない!困った!

サイトやブログが上位表示されない時、初めに確認すべき5つのこと

あなたのサイトやブログは上位表示していますか? サイト全体で狙っているキーワード、ページ単

記事を読む

健全なアンカーテキストと偏ったアンカーテキスト

リンクのアンカーテキストとSEOスパム判定の話

あなたのサイト順位を上げるうえで、被リンクの重要性はご存知の通り。 いくら内部要素のウエイトが

記事を読む

プログレッシブ エンハンスメントとは?

プログレッシブ エンハンスメントとは?Googleの推奨するサイト構築法

2014年10月末にGoogleはウェブマスター向けに技術に関するウェブマスター向けガイドラ

記事を読む

リンクジュースってなに?

リンクジュースの説明を全力で簡単にした。

リンクジュースは、リンクの信頼性や関連性、量など異なる複数の指標を掛けあわせた評価要素を指し

記事を読む

2017年のSEOトレンド

2017年のSEOトレンド予測と重点対策ポイント

2017年に注力すべきSEO領域、新たにキャッチアップすべきSEO要素、SEOの歴史を振り返りな

記事を読む

良いSEO会社の選定方法

目的にあったSEO業者の選び方

社内で実施せず外部に委託しようとなった際、どのように業者選定をすると良いのでしょうか。 SEO

記事を読む

レスポンシブデザインはGoogle推奨なの?

レスポンシブデザインはSEOに有利?WordPress等のCMSでは?

この記事は、既に保有するサイトをレスポンシブ化しようか、または新規作成するサイトをレスポンシ

記事を読む

URLの正規化って何?

URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)

今回のテーマは『URLの正規化』です。 運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイト

記事を読む

コンテンツSEOの本かきました

SEO本かきました!インハウスSEO担当者におすすめの書籍です

自らサイト原稿を書いている経営者さんや、社内のWEB担当者さん、サイト制作者さん向けのコンテ

記事を読む

こんなSEO企業が理想だね

理想のSEO企業とは?見極めるための4つの視点

皆さんはSEO企業と一緒に仕事をする際、どのような点を考慮しているでしょうか。 ミスマッチを避

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑