2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話
公開日:
:
マーケティング
明けましておめでとうございます。
2022年です。前回から2年経過です。ずいぶんと間が空きました。
サーチエンジンマーケティングを題材にしている都合、検索エンジンで上位表示する記事しか書かないほうが良いかなと勝手に考え、筆が止まっていた2年でした。
色々考えるのは止めようかなと思ったので(小池さんが書けって言っているのもあって)キーワードは意識せずでふんわり書こうと思います。
検索キーワードと購買意欲が必ずしも合致しない現状
検索キーワード・クエリから検索意図を考え、期待に応えるコンテンツ作りをあーだーこーだ言ってきて何ですが、ペルソナのファネル(マーケティングファネル)とクエリの不一致はあちこちで発生している感があります。
ペルソナやファネルという考え方が現実にフィットしない感覚を持っている方も増えたのではないでしょうか。
実際私も、直近1~2年では”ペルソナ””ファネル”という単語を使うことがめっきり減りました。
恐らく人の購買活動はb2cでもb2bでもファネルに沿う、またはファネルで表現できるケースの割合が減っているんだろうと思います。
表現できたとしても、1日の中で大きく移動するケースや段階を飛び越えるケースも増え、日に一回のバッチ処理で翌日のアクションを決めるようなマーケティングでは対処ができないケースが増えている感覚です。
で、何が言いたいんだよ。と言うと
ファネルを捨て、類似する何を見よ
って話なのかなと思います。
横に切らずに縦に切るイメージです。
改めて”信用”を計測する重要性を問う
6年?(2016年?)くらい前から、”信用”なり”信頼”をデータで可視化する重要性を感じています。
巨大なECモールにしても、決済サービスにしても仲介者の信用を基にしたプラットフォーム化の流れはしばらく続くものだと思います。
サーチエンジンマーケティング担当者が日常的に「うちは信用されているだろうか?」を考える時間を持てたら、日本のマーケティングに大きな転換点が訪れるだろうと思います。
toBで言えば、
接触数×誘導率×個人情報引換率=CV数
を改善しようとした場合に、
過去に期待に応えてきた歴史や魅力ある情報提供(情報の準備)が誘導率や個人情報引換率を引き上げるものだと思います。
この曖昧な表現を数字にする場合、”信用度”に類似する言葉で説明される未来が来るのだろうと思います。
個人や個社でも叶える(高める)ことができる指標で、この数字の引き上げがプラットフォーム化の流れの中で、”高い利益率を得る計算式に組み込まれる要素”になるものと思っています。
この辺の話はどこかで頭を整理して記事に出来たらなと思っています。
まとめない
2022年、今年も楽しくマーケティングしましょう。
マーケティングをより良くする議論もしたいし、酒もたくさん飲みたい。ぜひぜひお声がけください。
関連記事
-
ブログのアクセスが増えない方必見【地味にトラフィックを増やす方法】
今日はブログのアクセス数が伸び悩んでいる方へ贈る、堅実な手法紹介記事です。 魔法のようなテクニ
-
イベントJAPAN2015行ってきたよレポート
2015年1月27日と1月28日に開催されたイベントJAPAN(会場:東京ビッグサイト西展示
-
オウンドメディアとは?メディアを構築する意味は?
2014年から活気づいているオウンドメディア業界。 やれコンテンツマーケティングだ、インバウン
-
中小企業のブランディング。すぐに始められる5つのこと。
中小企業が取り組むSEM(サーチエンジンマーケティング)は多くの場合で、売上に繋がる戦略が中
-
【一番簡単な説明】オウンドメディアとは?売上につなげる2つの視点
オウンドメディアマーケティングに取り組む企業が増え、メディアを保有しないことが特殊とさえ言える現
-
SEMコンサルタント・SEMディレクターとはどんな職業?定義と現実の差
名刺に踊る肩書、求人サイトの職種欄。 結局のところどんな仕事をしているのだろうか? ここ
-
WEB集客の委託をしても失敗する3つの典型例
これからの時代はWEBでしょ! よし当社もWEBにうって出るぞ! いいじゃないですか。ガンガ
-
満足度向上とリピート率を上げる【サイボウズ社の施策が素晴らしい】
サイボウズ株式会社といえば、誰もが知るクラウドサービス提供会社の超大手です。 有名なサービ
-
2014年に検索の増えたマーケティング用語大賞
なんとも立派な記事タイトルですが、内容は独断と偏見で用語大賞を決めようという身勝手100%で
-
ネイティブ広告導入のデメリット。(特に運営側視点でのリスク)
今回はネイティブ広告についてです。 同内容については多くの広告業の方々がコンテンツ発信され
- PREV
- 2020年のSEOトレンド