ウェブサイトの信頼性向上を達成させ、アクセスを増やす方法

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, コンテンツ

   
 
   

サイトの信頼性を高めるページを整備しよう

Googleの順位決定要素には、ウェブサイトの信頼性やウェブサイト管理者の信頼性を評価する考え方があります。
これはインフラや技術(サーバーやHTTPS通信など)のような面と掲載情報(管理者の情報など)といういくつかの面で評価しています。

今回は、ウェブサイトの信頼性向上を達成させることでサイトのオーソリティーが高まり、結果として獲得トラフィックの総量は増加し、成約数も増える好循環を作り出すためのポイントを見ていきましょう。
(なんか難しい言い回しですね。簡単にいうと、信頼感をゲットしたら順位も上がって、売上も上がるから頑張ろうというお話。)

信頼を獲得するために必要なページとは?

サイトに訪れたユーザーがサイトを信頼できると感じるために必要なページとはなんでしょうか?
答えは、

  • 会社情報(運営者情報)
  • 特商法
  • 個人情報保護方針

この3つです。

これは【誰が】運営しているか分かることでの安心感や
閲覧者の個人情報は【どのように】扱われるのかが見えることでの安心感に繋がります。
ECサイトであれば特商法ページを法令にそい正しく記載することをあわせて行います。
ここで重要な事は、画像化しないことです。
運営会社情報を画像化しているサイトを見かけます。恐らく、インデックスされることを嫌って画像化しているものと思いますが、サイトの信用性向上の視点ではマイナスです。

なぜ運営者情報ページがあると信用性が向上するの?

ビル街の写真確かに、個人情報保護方針ページや運営者情報が掲載されている方が、ユーザーにしてみたら安心できる点は理解できる。
ただ、Googleがこれを良しとして高評価する理由が見えてこないとお考えの方も多いでしょう。

Googleは会社情報をどのように見ているのでしょうか?
Googleは公開された会社情報がGoogleの持つデータベース上でどのような情報と紐付けられているかを見ています。
GoogleマイビジネスでGoogleが電話やハガキで確認をとった住所情報と合致する場合とそうでない場合では扱い方が違うでしょう。
合致した住所情報でも登録された会社名が異なる場合には扱いが異なるでしょう。

Googleのアルゴリズムには『言及』という概念があります。自然な日本語にすれば『話題性』です。
著名な会社であれば、頻繁に会話の中で社名が登場するでしょうし、ウェブサイトやブログ、SNS、ニュースサイトでも登場するでしょう。
無名な小さな会社であれば、話題にあげる人も、SNS等で語られることも少ないでしょう。
このことから、『言及』度合いを測っており、世の中への影響力を見ているとも言えます。

ここまでを総合すると、著名な会社や個人で運営されるウェブサイトは信頼性が高いになりますが、無名な会社であってもGoogleマイビジネスに登録した情報通りに運営者情報を公開し、個人情報保護方針もオープンにすることで対策を講じないサイトとの間には大きな差を生むことが出来るでしょう。

※話を簡単にする都合、このように書いています。そもそもGoogleはDBに格納したデータから結果を返すサービス(検索サービス)を行っている訳ですから、用語と隣接する情報を大切にしていることは当たり前ですね。

それぞれのページを用意しよう

では、信頼性向上の為に各ページを用意しようとなった際に、抑えておかねばならない項目はどのようなものとなるでしょうか。

前項でも述べた通り、会社情報を記す上でGoogleが持つ情報との一致は重要です。
Googleマイビジネス:https://www.google.com/intl/ja/business/

社名、住所、電話番号はGoogleマイビジネスでの登録表記に合わせると良いでしょう。
個人情報保護方針ページにおいては、Google Analyticsで取得できる項目やAdWordsで行うキャンペーンにそくしたものであると尚良いでしょう。
※Cookieの使用や個人を特定できない範囲でログを取得している旨を伝えるべきでしょう。リマケをうつのであればリスト取得している旨を述べると良いでしょう。

参考:
Google ポリシーと規約:http://www.google.co.jp/policies/technologies/ads/
Google アナリティクス サービス利用規約:http://www.google.com/analytics/terms/jp.html

そう、実はコンテンツSEOと呼べる内容です

ここまでの内容を見てきて、お気づきの方もいるかと思います。
ベースとなる考え方は、コンテンツSEOの考え方です。
ユーザーが行動を起こす上で必要なコンテンツを提供するという点では似ています。

人のニーズに応えつつ、検索エンジンに伝えるテクニックも意識しましょうという今日のお話でした。
信頼性向上ページとして、最近ではアクセスページ(会社やお店へのアクセス)やスタッフ紹介ページ(役員紹介ページなど)も該当するのでは?とかんがえられるようになりました。業態によっては特にアクセスページは被リンクもトラフィックも集まる傾向にあるため、重要度も高いので別記事でご紹介出来ればと思っております。(ホテル業のような初めて訪問される方々が多いビジネスで、参加者にURLでアクセスページが通知される業種は特に。)

 

関連記事

日本語のURLはSEO効果が高い?

SEO効果の高いURLの決め方。日本語?英語?数字?長さは?

もしあなたが、新規にホームページやブログを立ち上げるタイミングで、ドメインやファイル名の決定

記事を読む

タダで使える優良SEOツールはこれ!

無料のSEOツール!プロが使う七つ道具!(順位チェック・被リンクチェック・検索ボリュームの取得・サイト表示速度・他)

インハウスでSEOを進めるなら、活用したいツールを一挙にご紹介。 日頃の作業を効率よく進めるた

記事を読む

SEOの要因に直帰率は含まれるの?

SEOとの関係性。直帰率が高い、離脱率が高いと順位は落ちる?

この記事では、一般的なWEBサイトやLPへオーガニック経由でアクセスがあった場合の直帰率や離

記事を読む

ファイルの転送速度を上げるgzip圧縮

Page Speed Insightsの点数を上げる「圧縮を有効にする」の方法説明

昨年末に投稿したページ表示速度の改善方法【続編】内にて、gzip圧縮や画像の最適化について触れて

記事を読む

ブログの記事数が増えるとトラフィックは増える?

ブログの記事数とPV(アクセス数)の関係性。何記事書けば良いのだろう?

これからブログを立ちあげて、自然検索経由で多くのアクセスを集めたいと考える社内ウェブ担当者や

記事を読む

スマホ最適化すると上位表示する?

スマホ最適化がSEO要素(順位決定要素)になる事が決定!

一言で言えば、「スマホ対応していると順位が上がる」というお話。 難しく言えば、モバイルフレ

記事を読む

プログレッシブ エンハンスメントとは?

プログレッシブ エンハンスメントとは?Googleの推奨するサイト構築法

2014年10月末にGoogleはウェブマスター向けに技術に関するウェブマスター向けガイドラ

記事を読む

SEOとキーワード数

SEOとキーワード数(メタタグ・タイトル・1ページ内)の正しい設計

この記事は、ご自身でサイト上位表示に取り組む方向けの内容です。 htmlタグのお話が登場します

記事を読む

リンクネットワークって何?

リンクネットワークとは?SEOスパムに無意識に参加するリスク

知らずにリンクネットワークとつながり、手動スパム判定を受けることのないよう注意が必要です。

記事を読む

内部リンクの最適化方法は?

内部リンクを最適化しよう(実務者用ハイレベル)

今回は前回の2014/09/26のパンダアップデートについて(Googleアップデート)の最

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑