ウェブサイトの信頼性向上を達成させ、アクセスを増やす方法
Googleの順位決定要素には、ウェブサイトの信頼性やウェブサイト管理者の信頼性を評価する考え方があります。
これはインフラや技術(サーバーやHTTPS通信など)のような面と掲載情報(管理者の情報など)といういくつかの面で評価しています。
今回は、ウェブサイトの信頼性向上を達成させることでサイトのオーソリティーが高まり、結果として獲得トラフィックの総量は増加し、成約数も増える好循環を作り出すためのポイントを見ていきましょう。
(なんか難しい言い回しですね。簡単にいうと、信頼感をゲットしたら順位も上がって、売上も上がるから頑張ろうというお話。)
信頼を獲得するために必要なページとは?
サイトに訪れたユーザーがサイトを信頼できると感じるために必要なページとはなんでしょうか?
答えは、
- 会社情報(運営者情報)
- 特商法
- 個人情報保護方針
この3つです。
これは【誰が】運営しているか分かることでの安心感や
閲覧者の個人情報は【どのように】扱われるのかが見えることでの安心感に繋がります。
ECサイトであれば特商法ページを法令にそい正しく記載することをあわせて行います。
ここで重要な事は、画像化しないことです。
運営会社情報を画像化しているサイトを見かけます。恐らく、インデックスされることを嫌って画像化しているものと思いますが、サイトの信用性向上の視点ではマイナスです。
なぜ運営者情報ページがあると信用性が向上するの?
確かに、個人情報保護方針ページや運営者情報が掲載されている方が、ユーザーにしてみたら安心できる点は理解できる。
ただ、Googleがこれを良しとして高評価する理由が見えてこないとお考えの方も多いでしょう。
Googleは会社情報をどのように見ているのでしょうか?
Googleは公開された会社情報がGoogleの持つデータベース上でどのような情報と紐付けられているかを見ています。
GoogleマイビジネスでGoogleが電話やハガキで確認をとった住所情報と合致する場合とそうでない場合では扱い方が違うでしょう。
合致した住所情報でも登録された会社名が異なる場合には扱いが異なるでしょう。
Googleのアルゴリズムには『言及』という概念があります。自然な日本語にすれば『話題性』です。
著名な会社であれば、頻繁に会話の中で社名が登場するでしょうし、ウェブサイトやブログ、SNS、ニュースサイトでも登場するでしょう。
無名な小さな会社であれば、話題にあげる人も、SNS等で語られることも少ないでしょう。
このことから、『言及』度合いを測っており、世の中への影響力を見ているとも言えます。
ここまでを総合すると、著名な会社や個人で運営されるウェブサイトは信頼性が高いになりますが、無名な会社であってもGoogleマイビジネスに登録した情報通りに運営者情報を公開し、個人情報保護方針もオープンにすることで対策を講じないサイトとの間には大きな差を生むことが出来るでしょう。
※話を簡単にする都合、このように書いています。そもそもGoogleはDBに格納したデータから結果を返すサービス(検索サービス)を行っている訳ですから、用語と隣接する情報を大切にしていることは当たり前ですね。
それぞれのページを用意しよう
では、信頼性向上の為に各ページを用意しようとなった際に、抑えておかねばならない項目はどのようなものとなるでしょうか。
前項でも述べた通り、会社情報を記す上でGoogleが持つ情報との一致は重要です。
Googleマイビジネス:https://www.google.com/intl/ja/business/
社名、住所、電話番号はGoogleマイビジネスでの登録表記に合わせると良いでしょう。
個人情報保護方針ページにおいては、Google Analyticsで取得できる項目やAdWordsで行うキャンペーンにそくしたものであると尚良いでしょう。
※Cookieの使用や個人を特定できない範囲でログを取得している旨を伝えるべきでしょう。リマケをうつのであればリスト取得している旨を述べると良いでしょう。
参考:
Google ポリシーと規約:http://www.google.co.jp/policies/technologies/ads/
Google アナリティクス サービス利用規約:http://www.google.com/analytics/terms/jp.html
そう、実はコンテンツSEOと呼べる内容です
ここまでの内容を見てきて、お気づきの方もいるかと思います。
ベースとなる考え方は、コンテンツSEOの考え方です。
ユーザーが行動を起こす上で必要なコンテンツを提供するという点では似ています。
人のニーズに応えつつ、検索エンジンに伝えるテクニックも意識しましょうという今日のお話でした。
信頼性向上ページとして、最近ではアクセスページ(会社やお店へのアクセス)やスタッフ紹介ページ(役員紹介ページなど)も該当するのでは?とかんがえられるようになりました。業態によっては特にアクセスページは被リンクもトラフィックも集まる傾向にあるため、重要度も高いので別記事でご紹介出来ればと思っております。(ホテル業のような初めて訪問される方々が多いビジネスで、参加者にURLでアクセスページが通知される業種は特に。)
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