相互リンクをSEO効果目的でするとペナルティーを受けるのか?2015年現在

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, スパム, 外部SEO

   
 
   

相互リンクはペナルティーを受ける?

サイトを立ち上げて間もない頃、少しでも効果があればと相互リンク獲得に躍起になるサイトオーナーがいます。
2015年現在、相互リンクはSEO効果があるのか、はたまたペナルティーを受けるだけなのか、この辺りをスッキリさせたいと思います。

相互リンクには2種類ある

相互リンクの言葉の定義についてですが、
『相互にリンクを張りあうこと』が相互リンクだと思います。つまり、

■パターン1
A『私のサイトからリンク張ったから、リンク貼り返して』
B『OK!張ったよ』

■パターン2
A『非常に参考になるサイトがあります、このテーマの権威であるBサイトです。』
B『先日、このサイトを紹介してくれたAサイトですが、私の説明よりも初心者さんに分かりやすいですよ』

この2パターンはどちらも相互リンクです。
違いは、パターン1はリンク交換を目的にした相互リンクです。
パターン2は優良サイトの紹介であり、リンク交換を目的としていません。

この2種類があることを覚えておきましょう。

リンク交換はアウトです。

念の為確認しましょう。
リンク交換はアウトです。
Googleも公式に

過剰なリンク交換

を禁止しています。どこからが過剰でどこまでがセーフかを攻めることも結構ですが、リンク交換そのものを行わないべきだと言えますね。

実際に、過剰な相互リンクは放置されたリンク集ページからのリンク同様にウェブマスターツール上で警告を受けた例が多数確認されています。

  • リンク売買
  • リンク交換
  • リンク集登録

はリスクが非常に高い行為です。

インデックス削除もあります

実際に、ページランクを得ることを目的にした過剰相互リンクサイトを構築しました。
リンク交換プログラムやリンク交換ページを設けているサイトと積極的なリンク交換を行いました。
結果、約2000本のリンク交換を行いPRは3になったところでスパム判定を受け、検索結果から消えました。

この数字はケース・バイ・ケースかと思いますので参考にはなりませんが、インデックス削除が起きた事実が重要だと思います。

結論:リンク交換(相互リンク)はやめておきましょう

相互リンクページを設けているならば、すぐに削除しましょう。
相互リンクしているサイトにも削除した旨、伝える必要があるかもしれません。

もしあなたのサイトやブログを紹介してくれているサイトがあった場合、あなたがそのサイトへリンクをはり返すことに問題はありません。
これは相互リンク関係になりますが、リンクの交換が目的ではありませんから、スパム判定リスクを高めることはありません。
ただ、間違ってもやってはいけないのは、リンク集ページからリンクをすることです。取引先一覧や代理店一覧をリンク集形式で作成しているサイトを稀に見ます。
相互リンク用のページと誤認しますから、人が利用しやすい有意義なリストページに作り変えましょう。

もし、無価値な相互リンクページと誤認するようなページからリンクを受けた場合には放っておきましょう。
通常このような価値の薄いリンクは僅かにプラスに働きます。マイナスに働くことは原則ありません。
2010年位までは相互リンクも効果があったんですが、現在は効果以上にリスクがありますから、やっちゃダメ!絶対。

 

関連記事

オーサーランクを上げるのが大事なの?

オーサーランクは気にするな!多過ぎる勘違い

Googleがオーサーシッププログラムを終了した現在において、オーサーランクにおける勘違いを

記事を読む

ブログの更新頻度が高いとSEO上いい?

ブログの更新頻度を上げるとSEO対策効果も上がる?トップページの場合には?

あなたがブログを定期更新している場合にはきっと更新頻度で一度は悩んだことでしょう。 また、

記事を読む

ペンギンアップデート3.0[2014/10/17、18実施開始]で順位が下がった?上がった?

ペンギンアップデート3.0で影響について「リンクの話中心」

今回のポストは、昨週末にあったアップデートに関する内容です。 現状ではアップデート内容の確

記事を読む

インハウスSEOのチェックシート

インハウスSEO用に84項目のチェックリスト(内部SEO中心)を公開しました

新年度も始まったということで、内部SEOを中心とした対策箇所のチェックリストを公開しました。

記事を読む

内部リンクの最適化方法は?

内部リンクを最適化しよう(実務者用ハイレベル)

今回は前回の2014/09/26のパンダアップデートについて(Googleアップデート)の最

記事を読む

タイトルの文字数が多いとSEOで不利?

SEO効果の高いタイトル文字数は?

ここでは、ページタイトルの文字数を取り上げます。 検索結果上でいかに高いクリック率を獲得す

記事を読む

スマホ検索の順位変動はまだ?

モバイルフレンドリー要素が組み込まれる日時について

今日という日。4/21はGoogleが宣言したXデーです。(Xデーという言葉が合っているかは別と

記事を読む

ブラックハットSEOってどんな意味?

ブラックハットSEOの手法を正しく理解して欲しい(切実に)

当ブログでは、内部ソースの最適化やコンテンツの最適化をテーマにした記事や、サイトの表示速度に関す

記事を読む

bとstrongの違い

bタグとstrongタグの違いをSEO観点とhtml(html5)観点で分かりやすく

今回はbタグとstrongタグ、その関連タグについて扱います。今回登場するタグは <

記事を読む

失敗したSEO例

過去に失敗したSEO施策を7例あげます

弘法にも筆の誤りと言いますが、私のようなひよっこであれば、それはもう多くの失敗をする訳です。

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑