SEOに効く404エラーページを作成しよう!WordPress設定の仕方も

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, WordPress

   
 
   

404ページ設定は必要ですか?

古いページを削除したため404エラーが発生している場合や、誰かが張ってくれたリンクのパスが誤っておりエラーを返している場合などなど404エラー(Not Found)が発生する理由は様々です。
そもそも404エラーページがないとユーザビリティー目線でどうなの?といったお話ではありますが、SEO視点でも整備が望まれます。今日はこの辺りのお話を。

当然このブログは整備されてるんだろうな?

ビクッ!!?

お、おう。そりゃ当然ですよ。
・・・・・(カタカタカタ カタターーン)
どうぞ。
意図的に存在しないURLをどうぞ。404ページ

ここでは、カテゴリリストを返しています。
このブログではこのページが特別重要といったこともないため、探していたであろうページを再度探してもらう上で、カテゴリリストを提示しています。

一応ソースの例を

このブログはWordPressのため、カテゴリリストを吐き出すだけです。
テンプレートファイルを作成して追加しましょう。適当なファイルを作って404.phpとファイル名にし、アップします。
もっと優しい説明
404.phpというファイルを作成しましょう。
難しいでしょうから、404.phpファイルを作っておきました。
ダウンロードし、解凍して下さい。
このファイルを、functions.php等と同一の階層にアップします。
ffftpなり、filezillaなりでサーバーでアクセスすると、
/あなたのドメイン/public_html/wp-content/themes/あなたのテーマ名/
この階層に入れます。テーマフォルダの中にfunctions.phpやsingle.phpが見つかりましたか?同じ階層に先の404.phpも並べましょう。
※サーバーのパスはサーバーにより若干異なります。

ここまで丁寧な説明をしたので好感度もアップしたところで、実際のソース例がこちら。

<div class="post"> 

<h2>お探しのページはありません。(404エラー Not Found)</h2>
<p>下記より、再度お探しのページを見つけてみて下さい。</p>
<ul>
<?php wp_list_categories( $args ); ?>
</ul>
</div><!-- /post -->

見出しなり、サイドバーの呼び出しなりは個々に修正して下さい。

SEO視点での効果

404エラーページの整備は、SEO効果があります。
と言うのも、多くの場合でリンクを辿ってきたが該当ページがなかった為の404が大半です。
つまり、ページを削除した為にリンク効果を失うこととなります。

そこで、404ページを整備することでリンク効果を再度存在するページヘ渡し直すことが出来るわけです。
これは非常に大きな差ですから、やらない手はない!

リダイレクトではダメなの?

404エラーはサイトのTOPにリダイレクトをかけているサイトをたまに見かけます。
決してダメだとまでは言いませんが、次の点を考慮すべきです。

  • ユーザーに該当ページはなくなっていることを伝えるべき
  • リダイレクトの多用はサーバー負荷、ページ表示速度、スパムとの誤認を生み望ましくない

このことから、私は404エラーページを整備すべきだと考えています。
極端に多くのアクセスがあるページを削除する場合においては、慎重であるべきでかつ、ファイル削除ではなくページを残し情報を削除した旨をアナウンスするのも1つだと思います。
リンク元ページのマークアップミスが原因であれば、リンクページの管理者へ連絡するか、誤ったリンクを301リダイレクトにて正常なページヘ移すことが望ましいです。

404エラーの監視

503エラーの頻発はサイトの信頼性を失う行為だと考えています。
404エラーについては、サイト順位への影響はなしと公式に発表されていますが、(404に関するページで言及されています。)被リンク効果やトラフィックの観点で言えば、マイナスであることは確実です。
このことから、エラー発生理由やエラー発生回数などを把握できていない状態は望ましくない(SEO上)と言えます。

まずはウェブマスターツール上での404の監視を、可能であればAnalyticsにて404や503のトラッキングを行うと良いでしょう。

 

関連記事

SSLメールフォームにすると順位は上がる?

SSL導入でSEO効果アップ?順位アップ!?

今回は、はじめにメールフォームや決済情報入力ページをSSL化するとSEO効果があるのかについ

記事を読む

2016年最新SEOトレンドは、この4つをおさえるべし

2016年も始まって2週間。やっと今年1記事目の高橋です。 今年もよろしくお願いします。

記事を読む

SEO外部対策の仕方は?

外部SEO対策の方法(ホワイトとブラック)

SEOには、内部と外部がありますね。 内部対策は地道にサイト編集することでより良く最適化さ

記事を読む

メタディスクリプションのSEO効果って?

SEO目的のmeta description(メタ ディスクリプション)はやめにしないか?

この記事は、meta descriptionタグのSEO効果とアクセスアップについて記述して

記事を読む

コンテンツSEOセミナー開催しました(過去形)

コンテンツSEOセミナーへのご参加ありがとうございました。

昨日(2015年2月24日火曜日)コンテンツSEOセミナーを開催させて頂きました。 急な開

記事を読む

SEOエンジニアの業務とは?

SEOエンジニア・SEOスペシャリストとは?仕事内容は?

つい先日もSEOエンジニアという職種について質問を受けました。 やはり、WEBデザイナーや

記事を読む

相互リンク募集とかまだやってるの?

相互リンクを募集しているサイトと相互リンク?絶対ダメ!

もしあなたが、相互リンクを張り合ってくれるサイトを探しているなら、この記事を読んでから本当に

記事を読む

コンテンツSEOの本かきました

SEO本かきました!インハウスSEO担当者におすすめの書籍です

自らサイト原稿を書いている経営者さんや、社内のWEB担当者さん、サイト制作者さん向けのコンテ

記事を読む

優秀なSEOコンサルはこうあるべきだ

SEOコンサルなら強く発信し、意見は断定的であれ!

普段書かないようなポストを。 SEOとは、正解が見えないものです。ブラックボックスのアルゴ

記事を読む

スマホ検索の順位変動はまだ?

モバイルフレンドリー要素が組み込まれる日時について

今日という日。4/21はGoogleが宣言したXデーです。(Xデーという言葉が合っているかは別と

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑