URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)
今回のテーマは『URLの正規化』です。
運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイトでも、内部SEOを始めると序盤で着手するであろうURLの正規化についておさらいです。
※弊社内部SEOサービスにおいてもサービス詳細>URLの正規統一が含まれています。
URLの正規化って何をするの?
URLの正規化とは、言い換えるならば
・URLを統一する
・URLを正規統一する
作業を指します。
さらに噛み砕くと、
・URLをwwwありか、なしで統一する
・URLをindex.htmlありか、なしで統一する
ことを指します。
wwwは付けるべき?index.htmlはどうする?
私の考えでは、
・wwwは無しに統一を推奨
・index.htmlは無しに統一を推奨
です。
つまり、
www.j-sem.net よりも、 j-sem.net をオススメします。
j-sem.net/index.html よりも j-sem.net/ をオススメします。
理由は簡単で、絶対パスでの表記時やSNSでのURLを含むポスト時に短いことがメリットになるためです。
一般論としては、
wwwありなしは、好みの問題でご自由に選択を、index.htmlは/で統一すべきが主流だと思います。
補足:wwwあったほうがSEO効果が高い?
有名な都市伝説ですね。ツチノコがいると思う方には、wwwありをおすすめします!
実際の作業はどうするの?
wwwなしに統一作業と、index.htmlなしに統一する作業です。
それぞれを見て行きましょう。
.htaccessファイルでwwwなしに統一しよう
■wwwなしに統一する場合
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.j-sem.net RewriteRule ^(.*)$ https://j-sem.net/$1 [R=301,L]
■wwwありに統一する場合
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^j-sem.net RewriteRule (.*) http://www.j-sem.net/$1 [R=301,L]
index.htmlやindex.phpをなしで統一しよう
RewriteEngine on RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html RewriteRule ^(.*)index.html$ https://j-sem.net/$1 [R=301,L]
CMSの場合や.htaccessファイルが使えないサーバーの場合
このブログのようにWordPressを使っている場合やMT等のCMSで構築されているサイトの多くでは、管理画面内からURLの正規化が行えます。
htaccessを編集する前に、管理画面やCMSのヘルプ、コミュニティーを確認しましょう。
htaccessファイルの設置が出来ないサーバーの場合には、ウェブマスターツールとcanonicalタグで対応しましょう。
詳細はニーズがありそうなら追記または別ポストします。
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