SEO効果の高いタイトル文字数は?
ここでは、ページタイトルの文字数を取り上げます。
検索結果上でいかに高いクリック率を獲得するかと、文字数が多い場合にSEO効果は低減するのかをまとめます。
検索結果上でクリックしたくなるタイトル
SEO効果を高め、検索結果で上位に表示されても流入が増えなければ本末転倒です。
一般にクリック率を高めるタイトルとは?を考えていきましょう。
検索語句がボールドされている
これは非常に大きい要素です。
検索エンジンでは、検索語句とマッチする単語をボールド(太文字)します。
この視覚効果は大きく、目立つためクリックされやすくなります。
探している情報が掲載されていそうだ
もしあなたが「SEO タイトル」と検索した際に、次の2つの記事が表示されたとします。
- 「SEOタイトル」
- 「SEO効果の高いタイトルの付け方」
さて、どちらをクリックしますか?
※追記:現在はタイトル内の一致箇所のボールドは発生しません。
具体策がありそうだ
コピーライティングのうまい方々が付けるタイトルですね。
先の例でいけば
「順位が上がった!SEO効果のあったタイトル設定法3選!」
こういったタイトルになるかと思います。
読まないと損しそうだ
多くの場合で、あなたは気付いていないし多くの人は気付いていないといったニュアンスのタイトルになります。
きっと見かけたことがあるでしょう、
- 「なぜかサイト管理者が見落とすタイトルの最適化」
- 「SEO業者は教えてくれない、プロのタイトル配置法」
こういったタイトルです。
キーワードは先頭に配置すべき?
これは「配置すべき」です。
タイトルタグに限らず、ソース上で上部にあればあるほどSEO効果は期待できます。
タイトルタグで言う左端は特等席です。
タイトルの文字数は少ないが勝ち?
先の例でいう「SEOタイトル」鉄板論です。
多少文字を含めて「タイトルのSEO効果」といったところでしょうか。
他にも
・繰り返しメインキーワードを使う(ex.SEO業者が実践するSEO効果のあるタイトル)
・32文字以内とする(最近のChromeを意識し、29文字~30文字位内とする)
・語句の順序も検索ボリュームに合わせる
このような考え方があります。
実際のところ、短いから上位表示するわけでも繰り返すから上位表示するわけでもありません。
(※繰り返しの使用については、若干SEO効果がある印象です。)
ただ、上記3点はあながち間違いでもありません。
上位表示を狙うキーワードの密度が高いタイトルはボールドも多くなります。
32文字以内に抑えたタイトルは一文に複合キーワードが全て含まれることが分かりやすく、検索ニーズとのマッチが伝わりやすいでしょう。
また、語句の順序が一致する場合には検索意図とマッチしやすいタイトルとなったり、”の”や”で”といった繋ぐ言葉までの完全一致が狙えることから考えることが不要とは言いません。
※追記:ブラウザのサイズにより、最大表示文字数に変更がありました。今までの32文字以内で伝えたいことを収める点を意識することは大切ですが、超えても表示されるケースがある点に留意しましょう。
語句の順序:補足
2012年頃までは順序まで一致することに重要性がありました。
実際に、順序をひっくり返すことで大きく順位が異なるケースも多々ありましたし、その結果はタイトルの並び順と強く影響があると言えました。
2014年現在ではこの症状は確認出来ず(厳密には順序がマッチして上位表示するケースもその反対もあるとの意です。)順序の重要性は無視できるレベルだと考えています。
これだけは抑えたい!タイトルづけの成功法まとめ
すいません、見出しタイトルで遊んだことを謝罪します。
まとめますと、
・文字数は32文字を超えても構わない
・29文字で切り出し際に、重要な複合語が全て含まれることが大切(隣接させる)
・タイトルの先頭には最重要なキーワードを配置する
・味気ないタイトルではなく、興味が惹かれる又は探している情報がありそうだと思われるタイトルにする
良いコピーを付けてアクセスアップを達成して下さい。
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