スマホ最適化がSEO要素(順位決定要素)になる事が決定!

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, 内部SEO

   
 
   

スマホ最適化すると上位表示する?

一言で言えば、「スマホ対応していると順位が上がる」というお話。
難しく言えば、モバイルフレンドリーか否かが順位決定要素の1つとなったというお話。

新要素の追加は2015年4月21日(火曜)スタートです。
約2ヶ月間で何をすべきか見ていきましょう!

これが4/21までにすべきリスト

順を追って見ていきましょう。

まずは現状をチェックします

あなたのサイトの現状を確認します。
ここではGoogleのモバイルフレンドリーテストを利用します。
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/
mbtest
URLを入れて分析してみましょう。

問題があった場合には、
モバイル フレンドリーではありません
「モバイル フレンドリーではありません」と表示されます。

モバイル対応ではない理由を潰していこう

多くの場合で、問題の主原因は

  • モバイル用viewportの設定
  • テキストサイズ
  • 幅の指定

この辺りになるかと思います。

モバイル用viewportの設定

横幅は端末の画面幅に合わせるよという場合:

<meta content="width=device-width" name="viewport">

初期のズーム倍率だけを指定する場合:

<meta content="initial-scale=1.0" name="viewport">

両方を指定する場合はカンマで加える:

<meta content="width=device-width, initial-scale=1" name="viewport" />

開いた端末がスマホならばスマホの画面横幅に合わせて表示させる(320pxとか)ことで見やすいよねというお話。

テキストサイズ

これはズーム倍率が1.0倍であれば通常問題は出ないと思います。
ページを開いた状態で、文字サイズが10px以上であることが望まれます。これよりも小さい場合、読めるサイズに変更します。
常識で考えると10pxは小さすぎると思います。モバイルユーザーは外出先での利用など、環境はデスクトップに比べ良くないでしょうから、ある程度余裕を持ったフォントサイズを設定しましょう。

幅の指定

先のviewport指定に誤りがなければ、モニタサイズにぴったり(または320px等指定のサイズ)となりますから幅が超えていることは起きません。
もしこの問題が起きるならば横幅を小さくする又はモニタサイズピッタリになる可変幅を採用しましょう。

モバイルSEOガイドをチェックする

Googleはモバイル用に設定すべき点や、理解しておくべきポイントをまとめたモバイルSEOガイドを準備しています。
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/mobile-seo/
モバイルフレンドリーの理解と、PCとのコンテンツ重複(URLが異なる場合の)を回避する基本設定、クローラー制御で注意すべき点、ガラケーとタブレット(ファブレット)への最適化についてが触れられています。

特別な内容ではなく、以前より言われている基本的な内容です。

CMSを使っている場合

GoogleではWordPressを利用している場合の対応策として、モバイルフレンドリーなテーマを選ぶとなっています。

実際には、多くのコストを掛けて作成したデザインがベースにあり、これをいかにスマホ最適化させるかが実際の作業だと思います。
WordPressサイトであれば、レスポンシブデザインとなるようコーディングを編集するかスマホ最適化用のプラグインを用いる方法があります。(スマホであれば異なるcssを読ませる方法等あげればいろいろありますね。)

端末や回線、ブラウザを問わないコンテンツ提供

正にこれです。
プログレッシブ エンハンスメントの考え方はIE6やIE7を意識するものだけではなく、最新のスマホから化石ブラウザまでを考える事です。
最近のSEOはユーザビリティーを考えることやユーザー満足度を考えることにかなり接近しており楽しいですね。
プログレッシブエンハンスメントとコンテンツ提供については今後も話題にしていきたいと思っています。

プログレッシブ エンハンスメントとは何?という方は、プログレッシブ エンハンスメントとは?Googleの推奨するサイト構築法をどうぞ。

 

関連記事

alt属性の最適化でSEO効果は?

alt属性にSEO効果を期待するなかれ

alt属性について誤った理解をされているケースが散見されますが、alt属性は写真や画像が表示

記事を読む

モバイルフレンドリーで大きな影響は出た?

モバイルフレンドリー要素追加での検索順位変動[現在のSEOへの影響]

4/21の新要素追加から早いもので1週間が経過しました。 リリース直前での案内では数日から1週

記事を読む

2016年最新SEOトレンドは、この4つをおさえるべし

2016年も始まって2週間。やっと今年1記事目の高橋です。 今年もよろしくお願いします。

記事を読む

タダで使える優良SEOツールはこれ!

無料のSEOツール!プロが使う七つ道具!(順位チェック・被リンクチェック・検索ボリュームの取得・サイト表示速度・他)

インハウスでSEOを進めるなら、活用したいツールを一挙にご紹介。 日頃の作業を効率よく進めるた

記事を読む

エグジフ情報をGoogleは読んでるの?

検索エンジンはExif情報(画像ファイルのプロパティ)を取得しているかの実験

今回は画像ファイルにあるExif情報を検索エンジンは読み込み、検索結果を決定する上で使用して

記事を読む

ブラックハットSEOってどんな意味?

ブラックハットSEOの手法を正しく理解して欲しい(切実に)

当ブログでは、内部ソースの最適化やコンテンツの最適化をテーマにした記事や、サイトの表示速度に関す

記事を読む

画像を軽くしてページの表示を早くしよう

画像を最適化して軽くしよう!サイト表示速度改善策

梅雨の季節、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 天気が悪いと室内でネットな時間が増えるのも自

記事を読む

こんなSEO企業が理想だね

理想のSEO企業とは?見極めるための4つの視点

皆さんはSEO企業と一緒に仕事をする際、どのような点を考慮しているでしょうか。 ミスマッチを避

記事を読む

SEO社内研修を選ぶなら

SEO研修で学ぶべき技術

今回は、SEO研修を導入する際に知っておくと良い点を分かりやすく説明したいと思います。 そ

記事を読む

URLの正規化って何?

URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)

今回のテーマは『URLの正規化』です。 運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイト

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑