リンク先ページの品質と関連性【SEO対策要素】

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 内部SEO

   
 
   

リンクした相手の品質と関連性

今回は内部SEO要素の1つである、発リンク要素の一部分についてです。
あなたのサイトからリンクを張っている先のサイトの「品質」「関連性」は重要です。
著しく劣る場合には、あなたのサイト順位を下げる要因にもなるでしょう。

ここでは「品質」や「関連性」は何を指し示したものなのか、またどうすることが正解なのかを見ていきましょう。

リンク先ページの品質とは?リンク先ページとの関連性とは?

リンク先ページの品質リンク先ページとの関連性とは、リンク元ページのコンテンツがどのようなジャンル(または専門性を持っているか)であるか、そしてリンク先は同一ジャンルに属するのかに影響されます。
そして、リンク元ページ(ここではあなたのサイトと呼びましょう)でどのような紹介を行いリンクが張られており、リンク先ページ(発リンク先サイト)は紹介文と一致するページであるか、コンテンツが用意されているかが大切です。

リンク先サイトの品質

似通った内部要素に「リンク先サイトの品質」があります。
ここは注意が必要です。

リンク先サイト全体で起きているマークアップミスやサーバーの信頼性、マルウエア対策状況(過去の感染歴)や不法行為履歴、個人情報の取り扱い方といった総合的な評価要素とは異なります。
マルウエア感染・ウイルスイメージイラスト
分かりやすく言い換えれば、
リンク先ページの品質・・・ページの内容
リンク先サイトの品質・・・運営元の信頼性
こうなります。

混同しないよう気をつけましょう。

リンクを張る際はここに注意

注意すべきポイントは4つです。
これだけ正しく理解していれば、リンクを張ることに怯える必要はありません。

なぜリンクを張るのか説明を記載しよう
リンクは引用元だから貼るのであれば引用元と、リンク先コンテンツに対して意見を述べるのであれば他者の主張が掲載されたページであると、自身の発信情報を補完する目的であればどの発言をリンク先が補完するか明示しましょう。

・アンカーテキストはリンク先ページとマッチしているか確認しよう
リンク先のコンテンツ内容やリンク先運営者が分かりやすくなるアンカーテキストを心掛けましょう。
アンカーテキストを考えるよりも、リンク先ページタイトルやサイトタイトル、URLをそのままアンカーテキストにしたほうがユーザーにとっては利便性が高い場合もあります。

・リンク先に対する信頼度をユーザーに伝えよう
あなたはリンク先ページの文章を読んだだけなのか、リンク先情報を試してみたのか、作者を深く知っているのか、等あなたはリンク先コンテンツへの信頼やあなたはその情報をどのように処理したのか記載出来ると良いでしょう。

・それでも自信がない場合には、nofollow属性を付けよう
リンクを辿らないよう指示する「rel=”nofollow”」を用いましょう。ただし、先の3点を面倒だと感じて何でもかんでもnofollowを付けるのは誤りです。
あなたのWEBサイトが百科事典のように優れていても、英和辞典や漢和辞典と補完し合う必要性はあるでしょう。保管先の信頼性を判断できないことは補完が足りないとも言えます。出来る限り、リンク先を確認し最適な判断を行いましょう。

まとめ

あなたが適当にリンクを設置すると、あなたのサイト読者は不便します。
ほんとうに必要なリンクを張りましょう。
なぜ必要かを記載するようにしましょう。
人を紹介するようにサイトを紹介しましょう。
それでも不安で不安でたまらない時は、リンクに「rel=”nofollow”」を付けてその場をしのぎましょう。

 

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