コンテンツ最適化シートとは?(COS:Content Optimization Sheet)
オウンドメディアを立ちあげたい場合、自社サービスサイトのトラフィックを増やしたい場合、コンテンツ作成の統一ルールを設けたい場合などなどコンテンツSEOを実行するタイミングや必要となった理由は様々かと思います。
しかしこれらニーズの中で共通項があります。
それは、人にも検索エンジンにも好かれるコンテンツを作りたい点です。
この希望を満たす良い方法があります。
それはCOS(コンテンツ最適化シート)を導入することです。
コンテンツ最適化シートとは?
コンテンツ最適化シートとは、検索エンジンが持つ順位決定要素を意識した上で、人が読みたくなる・分かりやすい文章を作成するためのベース設計書です。
このシートにそって重要点を書き出すことで、コンテンツの全体構成と見出し、主題、提供する情報の整理が完了します。
Content Optimization Sheetの頭文字を取ってCOS(コス)と呼ぶ場合があります。
コンテンツ最適化シートの概要
同シートは、事前に定めたキーワードから検索意図などを定めるブロックとキーワードの類語や同義語、補足すべき単語を確認するブロック、検索意図を満たすメインブロック、コンテンツを広く届ける為のブロック、サイト内巡回を促すブロックの5ブロックから構成されています。
このシートを使う利点
上位表示しやすいコンテンツを作ることに大きく貢献します。
これが本シートの主目的ですが、副作用のように効果がある点としてスパムリスク軽減が挙げられます。
キーワードを指定して原稿を書く場合と比較し、一部キーワードが連続して登場するケースや他社コンテンツとの差別が出来ないケース等が圧倒的に減ります。
このことから、コンテンツの重複やキーワードの過剰使用によるスパム判定リスクを軽減可能です。
また、同一のシートを社内で利用し、同一のルールでコンテンツ作成を行うことで品質を統一化(一定以上の品質を維持する)出来ます。
複数人で運用するメディアにおいては非常に有効で、サイト全体でのオーソリティーを下げる要因を極力排除することに役立つでしょう。
関連記事
-
無料のSEOツール!プロが使う七つ道具!(順位チェック・被リンクチェック・検索ボリュームの取得・サイト表示速度・他)
インハウスでSEOを進めるなら、活用したいツールを一挙にご紹介。 日頃の作業を効率よく進めるた
-
ペンギンアップデート3.0で影響について「リンクの話中心」
今回のポストは、昨週末にあったアップデートに関する内容です。 現状ではアップデート内容の確
-
URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)
今回のテーマは『URLの正規化』です。 運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイト
-
過去に失敗したSEO施策を7例あげます
弘法にも筆の誤りと言いますが、私のようなひよっこであれば、それはもう多くの失敗をする訳です。
-
キーワードの作成と選定
今回は、コンテンツを作成する際に『どのキーワードで上位表示を目指すか』のキーワードについてで
-
フラッシュ利用サイトは順位が落ちる?スマホ検索で【Flashを使用。お使いの端末で動作しない場合があります。】
今回のテーマは『フラッシュ(Flash)』です。 リッチなコンテンツを用意する上で重要
-
SEOに効くコンテンツの作り方とは?
コンテンツ作りは、はかどっていますか? コンテンツを内製する場合でも外注する場合でも、一番
-
ブラックハットSEOの手法を正しく理解して欲しい(切実に)
当ブログでは、内部ソースの最適化やコンテンツの最適化をテーマにした記事や、サイトの表示速度に関す
-
SEO対策の何を相談したら良いかが分からないあなたへ。
10年ほどSEOエンジニアをしていますので、それはもう数百件(1000件を超えている?)のS
-
SEO目的のmeta description(メタ ディスクリプション)はやめにしないか?
この記事は、meta descriptionタグのSEO効果とアクセスアップについて記述して