【SEO効果】日に数回更新するブログにping送信は必要か?
公開日:
:
最終更新日:2015/06/08
SEO

あなたの運営されているブログは日に0回~5回/日程度の更新頻度ですか?
であれば、ping送信は不要かもしれません。無駄な作業に時間を取られないためにも、確認しましょう。
そもそもping送信にSEO効果は?
ありません。
ping送信はブログが更新されたことを検索エンジンに伝える為のものであって、SEO効果はありません。
被リンク効果等をうたうサービスが一部にあるようですが、pingサービスからの被リンク効果はありません。気をつけましょう。
では何のためにpingをうつの?
ping送信の最大の目的は、今よりも検索エンジンのクローラーが非力だった頃、更新したページに確実にクローラーを招き入れることにありました。
つまり、折角更新したのに、新しいページにクローラーが来なければインデックスもしないではもったいないので、確実に巡回してもらうため多くのping送信先に送信していた訳です。
しかし、現在の検索エンジンは非常にクローラー数も増えました。
恐らく、多くのブログオーナーはアクセス解析を導入しているかと思いますが、Googlebotの巡回頻度をチェックしてみてください。
ブログを更新したら数時間とかからず回ってきているかと思います。
つまり、2014年末においてping送信に大きな価値はありません。
1時間あたり数十記事を更新するサイトでは導入も検討
クローラー巡回を促すことが必要なサイトは更新頻度が極端に高いサイトです。
もしあなたのサイトやブログが日に数十記事を更新する場合には、pingを送信しより確実なインデックスを得ることが望ましいかもしれません。
ただ、ほとんどのケースでping送信によるインデックスページ数の差は生まれません。
ping送信先を最新の状態に保つことも手間ですから、
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
これだけで十分です。少なくとも過去にSEOを担当させて頂いたメディアにおいて、数十のping先を追加するよう提案したことはありません。
一番大切なこと
一番大切なこと、それは作成したページ数とインデックスページ数を比較することです。
ここに差があるならば、リンク構造に問題あったり、コンテンツの質に問題があったりと改善すべき状況だと言えます。
pingよりもサイトの現状(サイトの健康診断とでも言いましょうか?)を定期チェックし、改善が必要な場合にすぐ気付くことが重要だと言えます。
インデックス数確認には、ウェブマスターツールが活躍します。まだ未登録であれば積極的に活用しましょう。
関連記事
-
-
SEO効果の高いURLの決め方。日本語?英語?数字?長さは?
もしあなたが、新規にホームページやブログを立ち上げるタイミングで、ドメインやファイル名の決定
-
-
インハウスSEO用に84項目のチェックリスト(内部SEO中心)を公開しました
新年度も始まったということで、内部SEOを中心とした対策箇所のチェックリストを公開しました。
-
-
SEO効果あり!ページ表示速度の改善方法
サイトやブログの表示速度が遅い場合、大きなトラフィックの損失となっているかもしれません。
-
-
SEO対策効果を高めるためにサテライトサイトのタイムスタンプを更新するべき?
今回のお話は『タイムスタンプ』です。 先日(といっても、1ヶ月近く経過してしまった)とあるアフ
-
-
ブラックハットSEOの手法を正しく理解して欲しい(切実に)
当ブログでは、内部ソースの最適化やコンテンツの最適化をテーマにした記事や、サイトの表示速度に関す
-
-
ヤフー検索の虫眼鏡はどんな仕組み?
新年明けましておめでとうございます。 今年も検索エンジンマーケティングに関するポストを様々
-
-
SEO本かきました!インハウスSEO担当者におすすめの書籍です
自らサイト原稿を書いている経営者さんや、社内のWEB担当者さん、サイト制作者さん向けのコンテ
-
-
トップダウンペナルティー(TDP)とトップページが上位表示しない場合の対処法
YSTのトップダウンペナルティー、Googleのトップダウンペナルティーで大慌てなサイト管理
-
-
プログレッシブ エンハンスメントとは?Googleの推奨するサイト構築法
2014年10月末にGoogleはウェブマスター向けに技術に関するウェブマスター向けガイドラ
-
-
コンテンツ最適化シートとは?(COS:Content Optimization Sheet)
オウンドメディアを立ちあげたい場合、自社サービスサイトのトラフィックを増やしたい場合、コンテ
- PREV
- ページ表示速度の改善方法【続編】
- NEXT
- SEOのご相談を頂いた際に、CMS導入を薦める訳


