相互リンクを募集しているサイトと相互リンク?絶対ダメ!

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, スパム, リンク

   
 
   

相互リンク募集とかまだやってるの?

もしあなたが、相互リンクを張り合ってくれるサイトを探しているなら、この記事を読んでから本当に相互リンクをすべきか考えてみて欲しいです。
相互リンクを増やすには膨大な時間を要します。数十時間と何十通ものメール連絡が無駄な時間となる前に、大切なことですから確認して下さい。

そもそも2015年現在で相互リンクは効いているのか?

結論、ある程度効いています
ですからいまだにせっせと相互リンクを構築するユーザーがいます。

しかし、重要な事が3点あります。
この3点を理解していなければ、あなたは効果を得られない側になります。

相互リンクは比率が大事

現在のアルゴリズムでは、相互リンクが被リンク数全体に占める割合を見ていると考えています。
100本のリンクを受けているサイトが10本の相互リンクを行うケースと、
10本のリンクを受けているサイトが5本の相互リンクを行うケースで比較すると、後者は被リンクのうち相互リンクの割合が高いことになります。
この割合が高いほど相互リンクの効果は得られづらく、最悪のケースはペナルティーを受ける場合があります。
(※現在のアルゴリズム=Googleが順位を決定する要素や決定手法、評価採点方法)

発リンクページのリンク密度は非常に重要

グラフあなたと相互リンクをしてくれるサイトが見つかったならば、そのサイトがあなたのサイトへリンクを張ってくれるページを確認しましょう。
効果のある発リンクにはリンク本数とリンク密度が重要です。
1ページに設置されるリンク本数は少ないことが良いです。数十本のリンクが並んだ中へ混ぜられるならば、リンク効果は非常に小さいです。
リンクが設置されるページのナチュラルなテキストとリンク本数を数えてみましょう。
各ページ共通のヘッダーやサイドバー、フッターを除いたそのページの本体ブロック内の
・総文字数
・アンカーテキスト文字数
・リンク本数
この3点を確認します。

次のようなサイトがあったとします。
・総文字数:1000文字
・アンカーテキスト文字数:300文字
・リンク本数:20本
私ならば相互リンクを依頼しません。
このようなページランクを流し合うことだけを目的にしたサイトやページとの相互リンクに魅力が無いためです。

TOPから発リンクページまでの導線

シンプルな話、TOPページからリンクを張ってくれることが望ましいです。
しかし、前2項と合わせて考えれば多くの相互リンクを行いたいサイト管理者であれば不可能な話です。

そこで下層ページからのリンクとなる訳ですが、TOPページからリンクで繋がったページでないならば避けるべきです。
TOPからジャンル一覧ページへリンクが張られ、その先に各相互リンク設置ページがあるといった構成であれば相当に巨大で有名かつ信頼性の高いサイトで無い限り、相互リンクはおすすめしません。

TOPから発リンクページにワンクリックで行けるが、時間経過にともなってページが深くなっていくようなタイプのサイトは最悪です。
ページURLが固定となる前提すらなされていないならば、リスクが高過ぎるでしょう。

初心者にも分かりやすくまとめ

相互リンクはやってはいけない施策です。
相互リンクはリスクが高い(サイトが検索結果から排除されるリスクが高い)ことを理解するべし。
サイトがGoogleから嫌われて、再起不能になった場合を事前に想定しておきましょう。
それでも行う場合には、あなたがどの程度のリンクを受けているのか自分自身をチェックしましょう。自然に受けたリンク総数の数%以内に納めるよう考えましょう。(一つの指標としてです。巨大サイトを想定していません。)
相手にリンクを送るページは少ないリンク本数と多くのコンテンツを用意しましょう。リンクを交換するためのページではなく、コンテンツが中心でついでに相互リンクを設置すると考えましょう。
さらに相互リンク先にもリンクの割合とページあたりのリンク本数とコンテンツとリンクのバランスを求めましょう。

もっと詳しく相互リンクについて勉強したい方は、相互リンクをSEO効果目的でするとペナルティーを受けるのか?2015年現在を読んでみてください。

 

関連記事

h1タグにキーワード入れるとSEO効果あるの?

h1タグのSEO効果。実験してみたらこうだったな話

タイトルタグの重要性は調査するまでもなく超重要ですが、見出しタグの効果はどうも実感できないと

記事を読む

サイトの信頼性を高めるページを整備しよう

ウェブサイトの信頼性向上を達成させ、アクセスを増やす方法

Googleの順位決定要素には、ウェブサイトの信頼性やウェブサイト管理者の信頼性を評価する考

記事を読む

コンテンツ最適化シートってなに?

コンテンツ最適化シートとは?(COS:Content Optimization Sheet)

オウンドメディアを立ちあげたい場合、自社サービスサイトのトラフィックを増やしたい場合、コンテ

記事を読む

日本語ドメインはSEO効果あるの?

これが推奨ドメインだ!日本語ドメイン非推奨のわけ

数千の種類があるドメイン。 ここでは、これから新規にドメインを取得しサイトを立ち上げようと

記事を読む

コンテンツSEOの意味は?

コンテンツSEOとは何か?言葉の意味(定義)や概要

パンダアップデート、ペンギンアップデート、ハミングバードによってブラックハットなSEOを行っ

記事を読む

改善方法【続編】

ページ表示速度の改善方法【続編】

前回(SEO効果あり!ページ表示速度の改善方法)に引き続き、ページの表示速度改善を実例を含め

記事を読む

ペンギンアップデート3.0[2014/10/17、18実施開始]で順位が下がった?上がった?

ペンギンアップデート3.0で影響について「リンクの話中心」

今回のポストは、昨週末にあったアップデートに関する内容です。 現状ではアップデート内容の確

記事を読む

健全なアンカーテキストと偏ったアンカーテキスト

リンクのアンカーテキストとSEOスパム判定の話

あなたのサイト順位を上げるうえで、被リンクの重要性はご存知の通り。 いくら内部要素のウエイトが

記事を読む

SEO対策の設計で重要な点

SEO施策の設計でもっとも大切な事とは?

新規にサイトを作ろうというタイミング、今までほったらかしだったウェブサイトをSEOを意識し、強く

記事を読む

404ページ設定は必要ですか?

SEOに効く404エラーページを作成しよう!WordPress設定の仕方も

古いページを削除したため404エラーが発生している場合や、誰かが張ってくれたリンクのパスが誤

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑