相互リンクを募集しているサイトと相互リンク?絶対ダメ!
もしあなたが、相互リンクを張り合ってくれるサイトを探しているなら、この記事を読んでから本当に相互リンクをすべきか考えてみて欲しいです。
相互リンクを増やすには膨大な時間を要します。数十時間と何十通ものメール連絡が無駄な時間となる前に、大切なことですから確認して下さい。
そもそも2015年現在で相互リンクは効いているのか?
結論、ある程度効いています。
ですからいまだにせっせと相互リンクを構築するユーザーがいます。
しかし、重要な事が3点あります。
この3点を理解していなければ、あなたは効果を得られない側になります。
相互リンクは比率が大事
現在のアルゴリズムでは、相互リンクが被リンク数全体に占める割合を見ていると考えています。
100本のリンクを受けているサイトが10本の相互リンクを行うケースと、
10本のリンクを受けているサイトが5本の相互リンクを行うケースで比較すると、後者は被リンクのうち相互リンクの割合が高いことになります。
この割合が高いほど相互リンクの効果は得られづらく、最悪のケースはペナルティーを受ける場合があります。
(※現在のアルゴリズム=Googleが順位を決定する要素や決定手法、評価採点方法)
発リンクページのリンク密度は非常に重要
あなたと相互リンクをしてくれるサイトが見つかったならば、そのサイトがあなたのサイトへリンクを張ってくれるページを確認しましょう。
効果のある発リンクにはリンク本数とリンク密度が重要です。
1ページに設置されるリンク本数は少ないことが良いです。数十本のリンクが並んだ中へ混ぜられるならば、リンク効果は非常に小さいです。
リンクが設置されるページのナチュラルなテキストとリンク本数を数えてみましょう。
各ページ共通のヘッダーやサイドバー、フッターを除いたそのページの本体ブロック内の
・総文字数
・アンカーテキスト文字数
・リンク本数
この3点を確認します。
次のようなサイトがあったとします。
・総文字数:1000文字
・アンカーテキスト文字数:300文字
・リンク本数:20本
私ならば相互リンクを依頼しません。
このようなページランクを流し合うことだけを目的にしたサイトやページとの相互リンクに魅力が無いためです。
TOPから発リンクページまでの導線
シンプルな話、TOPページからリンクを張ってくれることが望ましいです。
しかし、前2項と合わせて考えれば多くの相互リンクを行いたいサイト管理者であれば不可能な話です。
そこで下層ページからのリンクとなる訳ですが、TOPページからリンクで繋がったページでないならば避けるべきです。
TOPからジャンル一覧ページへリンクが張られ、その先に各相互リンク設置ページがあるといった構成であれば相当に巨大で有名かつ信頼性の高いサイトで無い限り、相互リンクはおすすめしません。
TOPから発リンクページにワンクリックで行けるが、時間経過にともなってページが深くなっていくようなタイプのサイトは最悪です。
ページURLが固定となる前提すらなされていないならば、リスクが高過ぎるでしょう。
初心者にも分かりやすくまとめ
相互リンクはやってはいけない施策です。
相互リンクはリスクが高い(サイトが検索結果から排除されるリスクが高い)ことを理解するべし。
サイトがGoogleから嫌われて、再起不能になった場合を事前に想定しておきましょう。
それでも行う場合には、あなたがどの程度のリンクを受けているのか自分自身をチェックしましょう。自然に受けたリンク総数の数%以内に納めるよう考えましょう。(一つの指標としてです。巨大サイトを想定していません。)
相手にリンクを送るページは少ないリンク本数と多くのコンテンツを用意しましょう。リンクを交換するためのページではなく、コンテンツが中心でついでに相互リンクを設置すると考えましょう。
さらに相互リンク先にもリンクの割合とページあたりのリンク本数とコンテンツとリンクのバランスを求めましょう。
もっと詳しく相互リンクについて勉強したい方は、相互リンクをSEO効果目的でするとペナルティーを受けるのか?2015年現在を読んでみてください。
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