外部SEO対策の方法(ホワイトとブラック)
SEOには、内部と外部がありますね。
内部対策は地道にサイト編集することでより良く最適化されますが、外部はどのような方法を取るべきなのでしょうか?
ここでは、ホワイトハットと呼ばれるナチュラルリンク獲得までの流れとブラックハット(スパム)と呼ばれる外部対策手法を公開します。
ホワイトハットなナチュラルリンク構築方法
ホワイトハットとは、Googleのガイドラインに違反せず最適化しましょうという手法の総称です。
つまり、ホワイトハットなSEOを行う場合には、Googleからスパム判定(ガイドライン違反サイトと判別される)されるリスクは小さく、大きな順位の乱高下に悩まされる可能性も低くなります。
当然その分、上位表示には時間も掛かりますし、自身で管理できない要素も増えてきます。
では、ホワイトハットなナチュラルリンク(自然に増えるリンク)の構築とはどのように行われているのでしょうか?
最もシンプルなものに、利用者の口コミがあります。
お店を使った、施設を使ったユーザーが利用感想と共にサイトへのリンクを設置する場合です。
他には、友人や参加者に対し、施設へのアクセス情報を伝えるためにリンクを設置するケースです。
これらは非常にポピュラーなナチュラルリンクの1種です。
これらリンクは、
- 施設利用時の満足度を上げること(紹介したいと思う施設、サービスであること)
- アクセスページを見やすく分かりやすいものにすること(行き方を説明するより、該当ページを見て貰ったほうが分かりやすいくらいに)
- 施設来訪時に、サイトがあることを知らせる(POPやテーブルテント、ショップカードなど)
- 予約完了メールにアクセスページ情報を知らせる
- SNSで共有しやすいボタンの設置
こういったサイトだけでない各項目を最適化することで、効果的に集めることが出来ます。
実際の例で、アクセスマップを丁寧に整備したことでトップページよりも多くの被リンクを集め、最もオーソリティーの高いページとなった例もあります。
(アクセスページが多くの被リンクを受けることでサイト全体の評価も高まります。)
特に、交流会の会場やセミナー会場となるホテルや打ち上げ等で利用される大人数収容のイベント会場や飲食店は効果が期待出来ます。
その他に、SNSで話題にのぼった結果、ニュース記事になるケースや第三者めとめサービスに掲載されるケースも考えられます。これらの共通点はSNS上で大きく拡散された後に設置されるリンクである点です。
この為、トラフィックそのものも大きく伸びた後にリンクを獲得できるため、2度美味しい効果だと言えます。
B2Bに比べ、B2CサービスはSNS上での拡散に爆発力があります。
企画をリリースするケースや、プレスリリースを一味変わったものとするなど、アイデア次第で何度も繰り返すことが出来ます。
ブラックハットなリンクビルディング
本当はガイドライン違反のためやってはいけない手法です。
ただ、ガイドラインで禁止するのは効果が高いためであって、順位アップ効果が大きく真面目にやっているサイトオーナー達を考え、Googleは禁止としています。
最も効果のある被リンクは、同ジャンルの信頼性のあり質の高いサイトから、ターゲットとするキーワードを含んだアンカーテキストでリンクを受けることであり、トップページのメインカラム内で多くのユーザーの目につく位置から自分自身だけがリンクを得ることが理想です。
実際には非常に難しく、このようなリンクを自作していくことは困難です。
そこで、多くのブラックハット手法の採用者は、数を増やして補おうとします。
出来る限り上記の一文で示した理想に近いサイトから数多くのリンクを得ることが理想ですが、自作自演リンクを大量に行うと、多くの場合でペナルティーを受けるか、リンク効果が正常に反映されません。
そこで、自然なリンクを演出する必要が出てきます。
ここでいう自然なリンクとは、
- 時間
- 質
- ジャンル
- 量
- 位置
- アンカーテキスト
がバラバラであることを指します。
各項目をバラバラにするとは、どのようなことか見ていきましょう。
時間
リンクには『いつはられたか』『どれだけの期間はられているか』『記事のリリースと発リンクのタイミング』といった時間軸での変化が挙げられます。
一定の割合でアクセスがあるページであれば、リンクを得るスピードや間隔も一定で進むはずです。
極端にアクセスが増えるなど、大きな注目を集めたタイミングやリリース直後といった限定的なタイミングで被リンクが急増することがあります。
どちらも自然リンクとしてあり得ますが、効果的なリンクビルディングとしては一定のタイミングで追加することを採用するのが通常です。
質
サイトの質は様々です。作りかけで放置された個人ブログのようなほぼ無価値なサイトからのリンクや、行政機関のサイトから受けるリンク等、幅をいかに広く取りまんべんなく被リンクを獲得できるかが重要です。
質は目に見えないため、PR(ページランク)やドメイン(学校の.ac.jpや政府系機関の.go.jp)から分類するのもひとつの方法です。
発リンクサイトの被リンクデータを解析し、独自の指標等で採点化する方法もあります。
ジャンル
各サイトは専門的分野や中心的な話題を持っています。
この内容を分野分けすることで、自身のサイトとの関連性が強い、弱い(近い・遠い)を把握できます。
一般に、ある程度ジャンルが近いサイトからの被リンクが多くなる傾向にありますが、競合の獲得しているナチュラルリンクとも比較し、最適なバランスを考えるとよいでしょう。
ここでいう分野分けにはDMOZやYahoo!カテゴリ等が役立ちます。これらを参考にしてもよいでしょう。
※ひとつのカテゴリに限定する必要はありません。ビジネスジャンルと地域別といった複数のカテゴリに属すことも可能です。
量
リンクの量には、発リンクサイト(リンクを設置したサイト)の被リンク数やサイト全体の発リンク数、ページの発リンク数があります。
これらそれぞれが独自の数であることが自然です。
一致する点が多い場合には、独立した管理のもとにないと言えるでしょうから、同一管理者であることを疑う原因となります。
位置
リンク設置には、ヘッダーやフッターから全ページ固定で張るリンクや、サイドからバナー等で張るリンク、本文中で登場するリンクと種類があります。
これら種類は分散されるべきです。
アンカーテキスト
リンクがテキストリンクであってもイメージリンクであっても構いません。
一般にテキストリンクの割合が高くなります。
テキストリンクの場合のアンカーテキストと、画像リンクの場合のalt属性は分散されるように設定します。
理想は全て独自のものであることですが、ナチュラルリンクであっても
- こちら
- HP
- 続きへ
- サイト名(orページ名)
- URL
こういったテキストリンクは複数となり、一定の割合を得るものです。
上位表示を狙っているキーワードを含まないナチュラルリンクの特性を理解した上で、意図的に効果を下げたリンクを生成する場合もあります。
まとめ
ナチュラルリンクの獲得は、ページの整備やSNSで拡散を得ることがベースに。
ブラックハットなリンクビルディングでは、いかに自然なリンクを作り出せるかが重要。
(;´∀`)<ブラックハットな手法を紹介していますがガイドライン違反を推奨するものではありません。
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