SEO効果の高いURLの決め方。日本語?英語?数字?長さは?

公開日: : 最終更新日:2015/07/23 SEO

日本語のURLはSEO効果が高い?

もしあなたが、新規にホームページやブログを立ち上げるタイミングで、ドメインやファイル名の決定に悩んでいるならこの記事を参考にして欲しいです。

Googleの順位決定要素について考える中で、

  • ドメイン名
  • ディレクトリ構造
  • ファイル名

に悩んでいるということは、相当SEOについて学ばれている方でしょう。

いきなりですが結論

ファイル名は、該当ページの内容にあった英語(または英語と数字)で設定すべきです。
可能な限り短いファイル名であることを薦めます。
※追記(20141031):先頭が数字は非推奨。日本国内での運用であればcom、net、jp、**.jp推奨。(jpn.net等はおすすめしません。)日本語ドメインも非推奨。※追記(20141127)これが推奨ドメインだ!日本語ドメイン非推奨のわけも参考にして下さい。

なぜ英語で設定するのか

ここから先は、結論に至る理由と、具体的なファイル名のつけ方について書き進めます。

1:ドメインやファイル名は順位決定要素に含まれるのか

まずはじめに、ホームページのドメインやURLは順位の決定要素であると考えます。
最大の理由は、ドメインそのもので検索した場合に該当のサイトが1位で表示されることが大半であるためです。
ただし、次のような実験を複数回行ったところ、明確に効果があると断定できるほどの差は生まれませんでした。

実験について
実験は、競合の存在しないオリジナルな日本語造語または英文の造語をタイトルに含めたサイトを制作し行いました。
造語キーワードex.)アップウィンリナ レビュー (アップル、ウィンドウズ、リナックスを組み合わせた造語。存在しない単語)
造語キーワードex.)appwinLinu reviews
※実際のテストキーワードではありません。

URLex.)example.com/アップウィンリナレビュー.html
URLex.)example.com/アップウィンリナ.html
URLex.)example.com/reviews.html
URLex.)example.com/appwinLinu.html
URLex.)example.com/appwinLinu-reviews.html
URLex.)example.com/page1.html
URLex.)example.com/appuuinn.html

1キーワードに対し、

  • 日本語のファイル名(エンコード、“日本語”であれば”%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e”とする)
  • 英語のファイル名
  • 数字を加えたファイル名
  • ローマ字読みのファイル名

にて各20サイトずつ制作し、順位の推移を確認しました。

結果は統計として結論を得るに至らない数値となり、URL(ファイル名)要素が順位へ与える影響は極端に低いと考えるに至りました。
※タイトル、ソース構成、文字数、コンテンツ内容、キーワードの使い方は出来る限り平等になるよう設定。
※2012年6月テストデータより

2:ソースファイルの軽量化

通常、ホームページは数ページのものとはならず、数十ページや数百ページへと成長します。
その中で、同一サイト内の各ページヘリンクを張り巡らす必要が発生します。
それは、グローバルメニューであったり、サイトマップであったり、単一記事からの関連性の高いページヘの補完的リンクであったりします。

これらリンクはAタグを用いてマークアップする際、相対パスであれ絶対パスであれディレクトリやファイル名を記載する必要があります。
つまり、英語であっても文章のような長いファイル名や日本語URLをエンコードした極端に長いファイル名は、発リンクページのソースファイル容量を大きくし、サイトの表示速度を落とす要因になります。

これらの理由から、SEOを行う上でもユーザビリティを改善する上でも重要なサイト表示速度を落とす長いファイル名はお勧めできません。

3:ソーシャルでの拡散リンクについて

そのファイル名を悩んでいるページをtwitterやfacebookで紹介して貰う場合、長いURLは省略されたり、URL短縮サービスを利用(または自動で短縮)される場合があります。
これは、サイトドメインの言及回数を下げる効果や、間に他URLを挟む(リダイレクト)リンクになり外部サイトからのリンクを受ける上で、マイナスになると考えます。
ドメインの言及や外部サイトからの被リンク獲得が重要である理由はここでは触れません。

明確なものとして、twitterでのやりとりをまとめる第三者サービス等に掲載され、古いデータは更新がなされない場合であれば、該当のURL短縮サービスがサービス提供を終了した場合、リンクを失うリスクにも成り得ます。

具体的なファイル名のつけ方

ではここまでの考えを元に、ファイル名をつける例題を見ていきます。

ページタイトルが「seoとURLの関係」

この場合、
seo-url.html
good-url.html
このくらい短いファイル名で良いと思います。

ページタイトルが「英語を勉強する」

この場合、
learning-english.html で長いと感じるならば
learnenglish.htmlでも良いでしょう。
※ルートドメインの長さにより異なりますが、URL全体で23文字に収めることはひとつの指標です。
これはtwitterの省略(…となる)される最大文字数から考えています。(twitterはコロコロと文字数に関する数え方を変えていますので、数文字のゆとりを持てると尚可です。)
ここでのURL全体文字数とは、http://j-sem.net/url-seo/ の赤文字部分の文字数を指します。

以降、ここまでで触れていません内容で多くご相談頂く質問と回答をまとめてみたいと思います。

ドメインは店名で取得するより、サービス名を含めたものが良いですか?

こういったご質問の多くは、店舗を構えたビジネス(美容室や整体院、教室など)を営む方に頂きます。

私は、店名を含めた分かりやすいドメインを取りましょう
と回答させて頂く場合が殆どです。

ローカルビジネス(店舗型ビジネス)の場合、サイトの運用を続ける中でGoogleは

  • ドメインや店名
  • 店舗住所
  • 店舗電話番号

を結びつけて考えていると思っています。

つまり、外部対策はリンクを貼ってもらうことが全てではなく、ドメインが記載されること(テキストとしてAタグを含めないURL)や店舗住所や電話番号が記載されることも被リンクに似た効果を持ちます。

実際には被リンクと上記3点の効果を比較した場合、圧倒的に被リンクに軍配が上がるわけですが、
店舗利用者がブログ上で店名や住所を言及することは、僅かながら順位向上に役立ちます。

これらの観点から、ドメインはユニークであることが望まれます。

補足:ユニークであること?

新宿のヘアサロンを例に挙げましょう。
新宿のヘアサロンだから、”shinjuku” と ”hairsalon”をドメインに含めたら、新宿のヘアサロンについて語っているブログが全て言及に繋がってラッキーじゃないか!
とお思いの方もいるでしょう。

次は一部憶測が含まれますが、時間軸という考え方が必要だと思っています。
お店がオープンする前、お店のサイトが完成する前から多くのブログやサイト上で新宿のヘアサロンという単語は言及されています。

つまり、この単語はユニーク性が乏しく、1店舗を言及していると考えることは難しい点。
また過去のGoogleが保有するデータベース上でどの程度の変動があったかという時間軸での見方が必要になると考えます。
※時間軸を考慮しない場合、テナントへ入居する前の借り主の評価を引き継ぐことになり、ユーザーにとって利便性の高い検索結果は生まれないと考えるためです。

これらを総合すると、折角自店について言及してくれたブログもユニークでないため一般用語として用いられたと判断される場合があります。
ですから、店名とサービス名や店名とエリア名といったユニーク要素「店名」を含めることが望ましいと考えます。

スポンサーリンク

関連記事

良いSEO会社の選定方法

目的にあったSEO業者の選び方

社内で実施せず外部に委託しようとなった際、どのように業者選定をすると良いのでしょうか。 SEO

記事を読む

2017年のSEOトレンド

2017年のSEOトレンド予測と重点対策ポイント

2017年に注力すべきSEO領域、新たにキャッチアップすべきSEO要素、SEOの歴史を振り返りな

記事を読む

alt属性の最適化でSEO効果は?

alt属性にSEO効果を期待するなかれ

alt属性について誤った理解をされているケースが散見されますが、alt属性は写真や画像が表示

記事を読む

コンテンツSEOの意味は?

コンテンツSEOとは何か?言葉の意味(定義)や概要

パンダアップデート、ペンギンアップデート、ハミングバードによってブラックハットなSEOを行っ

記事を読む

URLの正規化って何?

URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)

今回のテーマは『URLの正規化』です。 運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイト

記事を読む

フラッシュサイトは検索結果から外される?

フラッシュ利用サイトは順位が落ちる?スマホ検索で【Flashを使用。お使いの端末で動作しない場合があります。】

今回のテーマは『フラッシュ(Flash)』です。 リッチなコンテンツを用意する上で重要

記事を読む

SEOを頑張るならCMS導入すべき?

SEOのご相談を頂いた際に、CMS導入を薦める訳

もしあなたのサイトは静的なhtmlで制作されており、CMS導入をすべきか悩んでいるならこの記

記事を読む

コンテンツの文字数とSEO効果

コンテンツSEOには文字数は重要?

さあ!頑張ってコンテンツを自社で作ろう! となった際、多くの方が一番初めに疑問思うのが文字

記事を読む

スマホ最適化すると上位表示する?

スマホ最適化がSEO要素(順位決定要素)になる事が決定!

一言で言えば、「スマホ対応していると順位が上がる」というお話。 難しく言えば、モバイルフレ

記事を読む

SEOとキーワード数

SEOとキーワード数(メタタグ・タイトル・1ページ内)の正しい設計

この記事は、ご自身でサイト上位表示に取り組む方向けの内容です。 htmlタグのお話が登場します

記事を読む

スポンサーリンク
スポンサーリンク
検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

2017年のSEOトレンド
2017年のSEOトレンド予測と重点対策ポイント

2017年に注力すべきSEO領域、新たにキャッチアップすべきSEO

SEOとキーワード数
SEOとキーワード数(メタタグ・タイトル・1ページ内)の正しい設計

この記事は、ご自身でサイト上位表示に取り組む方向けの内容です。

SEMって何?
SEMとは?SEOとの違い

ネット界隈はカタカナや3文字略称が頻繁に出てきます。 ここでは、

キーワードプランナーに仕様変更?
キーワードプランナーの不具合?稼働キャンペーンのないアカウントで検索数が正常に取得できない

今月の上旬に、キーワードプランナーに少し変更があったようです。

→もっと見る

PAGE TOP ↑