SEO対策をかけるキーワード数はページあたり何個まで?

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 SEO, 内部SEO

   
 
   

1ページで最適化するキーワード数は欲張るとダメ?

あれもこれもと欲張りたくなるターゲットキーワード。
ここでは、1ページに対しいくつのキーワードを最適化すべきか、またどこまで欲張ることが許されるのかを中心にまとめています。
どこまでターゲットキーワードを欲張るかで悩んでいる場合にはこの記事が役立ちます。

1ページ1語まで。これが基本!

まずは大原則です。
キーワードで最適化を行う場合、1ページあたり1キーワードが原則です。
ここでの1キーワードとは、複合でも構いません。

というのも、複数のキーワードを採用すると、同一ページ内で複数のコンテンツが掲載されることとなります。
これは検索経由でアクセスする場合、該当部分が分かりづらくユーザーへの配慮に欠きます。
具体例を挙げてみてみましょう。

・スポーツウエア ナイキ 通販
このキーワードで最適化されたページは、ナイキ社製のスポーツウエアが販売されているページかと思います。

・スニーカー アディダス 送料無料
このキーワードであれば、アディダス社のスニーカーを送料を支払わず購入できるページであるべきです。

・スニーカー ナイキ アディダス 比較
このキーワードであれば、両社の機能や価格、スポンサーとなっているチームや選手情報を比較出来るコンテンツが望まれるでしょう。

では、
・スポーツウエア ナイキ 通販
・スニーカー アディダス 送料無料
この2つのキーワードで最適化したページがあった場合、いくつかの問題が起きます。
一つ目は、ナイキ社のスポーツウエアが先頭に表示されており、アディダス社のスニーカーが見つからないケースです。
二つ目は、予期していない複合キーワードでの流入を得てしまう場合です。「スポーツウエア アディダス 送料無料」で流入を得てしまった場合や、「スポーツウエア ナイキ 送料無料」でアクセスしたらアディダス社商品のみ送料無料だったケース等が挙げられます。

同時に掲載する商品を全て同一条件にすることは現実的には不可能です。

でも凄いスモールなキーワードを狙うから欲張りたい

スモールなキーワードを狙う時こそ、1キーワードで最適化すべきです。
それだけ目的が明確なユーザーな訳ですから、求めるものを素早く返す必要があります。

ただ、キーワードを増やしても1語として扱える優れたキーワードが存在します。
それは、「同義語」です。
“通販”は略称ですから、通信販売は当然のことネット通販も同義でしょう。
「美容室」を「美容院」「ヘアサロン」に置き換えてターゲットとした場合であっても、検索ユーザーの目的はどの単語であっても満たすことが出来ます。

他に幅を広げる方法に、より大きなカテゴリ名称やより絞り込んだ名称を追加する方法があります。
例えば、
洋服 > 女性用洋服 > ワンピース > 花柄ワンピース
これはカテゴリの大小を示したものです。
ターゲットキーワードが「花柄ワンピース 通販」であった場合に、
「ワンピース 通販」や「女性 洋服 通販」や「レディース 洋服 通販」は含めやすいキーワードだと言えます。

実際には、極端に大きなカテゴリ名称をキーワードに採用するとページが合わないケースや難易度が極端に上がるケースも多いため、注意が必要です。

まとめ

1ページで狙うキーワードはひとつにしましょう。
欲張りたい場合で、ロングテールが拾えると嬉しいなといったキーワード難易度であれば、単語の言い換えが出来ないか確認しましょう。

 

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