2020年のSEOトレンド
公開日:
:
SEO
明けましておめでとうございます。(いまさら!)
毎年書いていた年始めのトレンド予測、1月も下旬ですが書いておこうと思います。
2020年は3つに注目しています。
(1)多言語サイトと自動翻訳
翻訳システムの機能向上に伴い、多言語展開へのハードルが下がりつつあると感じています。
これは、日本語記事をGoogle翻訳にかけて、多言語サイトにしようとの意図ではありません。今日時点であれば、まだ読解不能な不自然な言語が含まれるでしょうから。
ただ、近い将来、この技術的な壁はなくなり、個人ブロガーでさえ多言語サイトに変えていく可能性が多分にあります。
このため、多言語サイトのマークアップをおさらいしておくこと。加えて日本文化紹介メディアや日本国内の旅行客向けコンテンツメディア周辺は、変化があったり、参入が活発化したりと注視したいと思います。
(2)ブランド構築
毎年言われていることですが、会社やサービス、メディアのブランド構築の重要性が一段高まる年になるなと思っています。
今後もメジャー・マイナーなアップデートが繰り返され、順位が乱高下するサイトもあるでしょう。
ただ、順位下落時にブランド名クエリの検索数が上昇するようなメディアはorganicチャネルへの投資を継続しやすい世界に突き進むと思います。
あ、このブログもブログロゴを変更してみたんですけどどうですか?
だっせーとか言った人、一歩前に出ろ。
(3)他チャネルとの統合
マス広告などでは2018年くらいから活発に語られていますが、organic・paid・socialあたりのチャネルについても統合型戦略、施策の時代に本格移行していくと思っています。
サードパーティCookieの話題等、最近盛り上がる隣接テーマもありますが、これらの未来を予測しながら、自社のアセットを活かした統合型を模索していくことになろうかと思います。
ただ、国内のマーケ人材が不足しており、実践に移行できるのは極一部の企業となりそうです。
さいごに
というわけで、(どういうわけ)今年は周辺チャネルへの理解を深めることにも時間を使っていきたいなと思っています。
あとは、ブログをたくさん更新する!絶対にする!
関連記事
-
-
Googleガイドラインって何?Googleガイドラインを完結にまとめてみた
この記事はGoogleのガイドラインに違反し、インデックス削除を含むペナルティを受けた人の役
-
-
ブラックハットSEOの手法を正しく理解して欲しい(切実に)
当ブログでは、内部ソースの最適化やコンテンツの最適化をテーマにした記事や、サイトの表示速度に関す
-
-
alt属性にSEO効果を期待するなかれ
alt属性について誤った理解をされているケースが散見されますが、alt属性は写真や画像が表示
-
-
SEO対策をかけるキーワード数はページあたり何個まで?
あれもこれもと欲張りたくなるターゲットキーワード。 ここでは、1ページに対しいくつのキーワ
-
-
2017年のSEOトレンド予測と重点対策ポイント
2017年に注力すべきSEO領域、新たにキャッチアップすべきSEO要素、SEOの歴史を振り返りな
-
-
ウェブサイトの信頼性向上を達成させ、アクセスを増やす方法
Googleの順位決定要素には、ウェブサイトの信頼性やウェブサイト管理者の信頼性を評価する考
-
-
過去に失敗したSEO施策を7例あげます
弘法にも筆の誤りと言いますが、私のようなひよっこであれば、それはもう多くの失敗をする訳です。
-
-
URLの正規化はSEOの基本(wwwありなし・index.htmlありなしの統一)
今回のテーマは『URLの正規化』です。 運営開始から間もないサイトでも、運用歴の長いサイト
-
-
SEOスパム?守るべき背景色と文字色の明度差
先日、googleガイドラインって何?Googleガイドラインを完結にまとめてみたにおいて、
-
-
【SEO効果】日に数回更新するブログにping送信は必要か?
あなたの運営されているブログは日に0回~5回/日程度の更新頻度ですか? であれば、ping