リスティング出稿時のキーワードの選び方

非常に多く寄せられるご相談の一つに”キーワードの選び方”が御座います。
ここでは、有効なキーワードの選び方について見て行きましょう。

まず、次の視点を意識して考えてみましょう。

• 自社が販売したい商材やサービスの一般名称
• 商材を利用することで得られる効果
• 商材を必要としているユーザーの抱える問題

次に自社商材を競合と比較した場合の優位性や独自性を考えます。

• 料金は安いか、また安い場合どの程度安いか
• サポート体制や保証があるかないか
• 納品までに掛かる時間や予約状況

さらに次の点なども事前に確認しておくと良いでしょう。

• 販売対象エリア
• 販売対象時間帯
• 広告表示はスマホやタブレットなどの携帯デバイスを含めるか

上記までを単一または掛けあわせてキーワードを作成することが良いでしょう。
キーワードツール等を用いることで効率的なキーワードのピックアップも可能ですが、上記の考え方を理解した上で、キーワードツールを用いることで自動抽出したキーワードを追加すべきか否かの決定やコンバージョンに繋がらないであろうキーワードの除外に対する考え方を整理することが可能です。

ここまでを次の例に当てはめておさらいしてみましょう。
例）美容室の場合

上記を確認しながらベースとなるメインキーワードやサブキーワードを決定することでユーザーニーズとサイトコンテンツのミスマッチは起きづらいかと思います。
（ミスマッチとは：検索ユーザーの検索意図とサイトに掲載された情報が噛み合わず、両者にとって費用や時間の無駄が発生すること。）

例で挙げたローカルビジネスの場合（ローカルビジネスとは、店舗へ顧客が来店するビジネスなど、商圏エリアがある程度決まっているビジネスを指します。）業種名称とエリア名の複合がメインキーワードになるかと思いますが、

• メンズ
• 格安
• 縮毛矯正
• 早朝

等の店舗の特徴に合わせた複合キーワードを採用することで、よりCPAの高い運用が可能となります。

補足：
類義語の抽出には類語ツール等が活躍します。
類語辞典：http://thesaurus.weblio.jp/