被リンクはゆっくり時間を掛けて増えるのが良い?リンクの増加速度と時間軸(古い・新しい)
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最終更新日:2015/06/08
リンク
被リンク価値を評価する際に、増加速度と時間軸という考え方があります。
今日はこの2点について掘り下げて、サイトのナチュラルリンクビルディング計画に活かしましょう。
自然な被リンクの増加速度
一般的にサイトの被リンクはサイトの成長に合わせて増加します。
リンクが付けられる速度は、トラフィックの総数増加に伴い増加する傾向にあります。
全コンテンツの優劣差がなく、被リンク獲得貢献度も同一の条件下とした場合、
サイトの総PV × リンクを獲得する確率 = 被リンク数
このように、アクセス数が増えることで獲得できるリンク数も伸びます。
リンクを得たサイトは順位アップし、結果アクセス総数は増加します。(※多くの場合で)
つまり、一定の速度でサイトが成長する場合には、一定期間で獲得できる被リンク数は増加傾向となります。
不自然な被リンクの増加速度
極端に高速で短期間に被リンクが増加することは不自然です。
ツイッターやfacebook等のSNS上でシェアやリツイートされることで被リンクが増える場合を除き、一般的なウェブサイトやブログからの被リンクは急増しにくく、その後増加速度が極端に下がる場合には、短期的に話題になったサイトであるか人口リンクを疑います。
ここで不自然と判定されたリンクは、リンクのパターンやアンカーテキストのパターン、サイトジャンルパターン等の不自然な要素と同時に発生した場合、ガイドライン違反として取り扱われる場合があります。
※24時間内に数百本のリンクを設置した際、インデックス削除を受けた事例や順位が乱高下した事例が確認されています。
被リンクの時間軸
サイトの歴史と同様に、サイトの被リンクにも歴史があります。
サイト立ち上げ間もない頃に獲得した被リンクやつい数日前に獲得した被リンクもあるでしょう。
ここでの時間軸とは、
- リンクを受けた日時(検索エンジンがリンクを検知した日時)
- リンクの継続性(リンクは継続的に設置されていた or 一時期外されていた)
この2点両方を言います。
検索エンジンにクロールされていないリンクも、外されたリンクも時間軸においては今日時点のリンクに繋がりません。
古いリンクが大事?新しいリンクが大切?
古いリンクは徐々に効果が薄れるや、新しいリンクは効果が高いといった話をされる方がいますが、私はそのようには考えていません。
リンクの時間軸の多様性は被リンクの大切な歴史です。
ドメインエイジ(というよりは、現サイトとしてインデックスしてからのサイト運営歴)が少なからず順位決定要素として扱われるのと同様に、長い間リンクを受け続けている時間軸を大切にしようというお話です。
コンテンツの新鮮さと被リンクの時間軸を同時に語られるケースがあります。
これはコンテンツを正確かつ新鮮に保つことを放棄する前提での内容であり、情報が古くなったページを放置した場合にページ評価が落ちるのは、リンクエイジが経過したことが原因だと断定するのは誤りだと考えます。
(コンテンツの鮮度と正確性に問題があることが明確であるならば、他要素を一緒にすべきではないと考えるため。)
まとめ
リンクには増える速度とリンクが設置されてからの歴史(時間軸)という概念がある。
急激にリンクが増えて、その後増加が止まるのは自演リンクならでは。
古いページにリンクが付いている場合には、情報を新鮮に保ち、リンクを外されることのないよう良好な状態を保ちたい。
サイトリニューアル等でURL変更を伴う場合には、古いリンクのついたページの扱いは慎重に。
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