Google・Bing共に検索結果が悲惨なことに

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 検索エンジン

   
 
   

GoogleとBingの検索結果

皆さんはAndroid派ですか?iOS派ですか?
私はガラケー派です。

さて、今回は『iPhone6 ケース』での検索結果に関するお話です。

違法なサイトばかりが検索結果を独占

bingとgoogleのiPhone6 ケースでの検索結果
実際に、BingとGoogleにて検索して頂けると解りますが、海外の業者が作成・アップしたと思われるサイトが多数出てきます。
Google結果では、14位、16位、17位、20位
Bing結果では、4位、5位、7位、8位、9位、14位、16位、17位、20位
のサイトが違法サイトでした。
(※2015/05/24午後の調査時点順位)

これらサイトの共通点を挙げていきますと、
・偽ブランド商品を扱っている
・海外から発送される(日本国外から日本へ)
・特商法ページがない
・日本語がおかしい箇所が多々ある
このようなサイトになっています。

なぜ上位表示しているのであろうか

新規ドメインで作成されたサイトも、中古ドメインを利用したサイトも共に確認できました。
かなり価値の高い被リンクが残ったドメインを使っているサイトの中には、100本ほどのリンク(旧ドメインホルダー時の真っ当な被リンク)が付いているものもありました。

・キーワードを含めたテキストページ(画像などは一切なし)にて上位表示後、リダイレクトを掛ける
・同ジャンルのサイト間でリンクを供給
スパムページ例
上記は実際に存在するページのキャプチャーです。
上記のようなページが1秒~3秒表示されて、販売サイトへジャンプします。

メタリフレッシュや301、302リダイレクトを巧みに利用したスパム事例です。
サーバーIPはシカゴ、ロサンゼルス、日本など各地に分散されていました。
(サイトはリンクで繋がっていても、サーバーの地理的条件は分散されていますので、考えがあってのスパムのようです。)
spamsite2
上は偽高級ブランドの販売サイトキャプチャー。

スパムの手法を学びつつ、各検索エンジンが今後どのような対処を取るかを注視しつつ、学ばせて頂こうと思っています。
あまりまとまりのない記事ですが、必要に応じ追記します。

 

関連記事

人工知能で検索エンジンは変わる?

人工知能(AI)でGoogle検索はどう変わるのだろう

昨年2014年の1月にGoogleが買収したディープマインド・テクノロジーズ(現在はGoog

記事を読む

スパルタンってブラウザでるの?

Spartan(スパルタン)?MSの新ブラウザはどうなるのか

マイクロソフトが次期OS『Windows 10』の詳細を発表しました。 偶数のつくWind

記事を読む

検索エンジンシェアに変化?

米国検索エンジンシェア2014年12月に変化

先日StatCounter社が発表したアメリカ国内おける検索エンジンシェアに大きな変動があり

記事を読む

指定単語を含まない検索方法は?

●●を含まない検索結果を得るには?コマンドで一発解決!

ゲームの攻略情報を検索していたが、他ゲーム機版の情報ばかりで求める情報が見つからない。 そ

記事を読む

Google検索に引っかからない時の対処法

検索に引っかからない時、サイト管理者が確認すべきこと

あなたのサイト(ホームページ)やブログが検索エンジンに引っかからない場合、このポストにそいチ

記事を読む

Rank Brainってなに?

ランクブレイン(Rank Brain)とは?今後のSEO対策に変化はあるのか?

Rank Brainとは? Rank Brainとは、人工知能を活用した新しい検索アルゴリ

記事を読む

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル」のお話です。個人でも(法人や

記事を読む

検索結果で上位を決める仕組みは?

検索エンジンの仕組み。上位表示するサイト、しないサイト。

今回は検索エンジンはどうやって検索順位を決定しているのか、その仕組みについて見て行きたいと思

記事を読む

どこから調べているかを検索結果に反映

検索ユーザーの地理的条件で最適化される

複数の国をまたいで展開する企業のウェブサイトの場合、自然と日本語ページ(日本国内用ページ)が

記事を読む

 
 
no image
2022年サーチエンジンマーケティングと周辺の話

明けましておめでとうございます。2022年です。前回から2年経過です

2020年トレンド
2020年のSEOトレンド

明けましておめでとうございます。(いまさら!)毎年書いていた年始め

2019年のSEO
2019年のSEO。私が頑張りたい4要素。

昨年(2018年)は書くのを忘れました。今年は書いておこうと

Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集

Googleで個人名検索をした際に表示される「ナレッジパネル

検索意図ドリル
コンテンツマーケティング関連本「検索意図ドリル」書きました。

ドリルを書きました。 「は?ドリル?あの漢字とかの?」 こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑