Spartan(スパルタン)?MSの新ブラウザはどうなるのか
マイクロソフトが次期OS『Windows 10』の詳細を発表しました。
偶数のつくWindowsはハズレみたいな流れを断ち切るための9を飛ばして10なのか、それとも普及しないOSとなるべく10なのか。
そんなOS話はここでは触れず、ブラウザについて気になる点、思うこと、出てきた情報について確認しましょう。
Chakraバージョン12が搭載されそう
いくつかの報道を見る限り、IEを踏襲しChakraを搭載となりそうだとのこと。
コーダー泣かせのブラウザにならぬよう、今日から毎日ワシントンの方角を向いて願うとして、どこまで軽快なブラウザになるかは期待したい。
タッチとマウスの両面をサポートする機能やモバイルOSとひとつになる点に多くの注目が注がれている。
マイクロソフトにしてみれば現在のスマホOS市場でのシェアは堪えがたい状況でしょう。AndroidはLinuxカーネルであり普及の理由がわかるが、iOSにここまで開かれたのはデバイス開発云々では言い表せない結果です。
期待と想像
今回の新ブラウザSpartanで強化されるであろう点として、
スマホとPCの連携です。
ブクマにしても、閲覧履歴にしても、ログイン情報にしてもデバイスをまたいで使用したいケースは多々あります。
スマホで写真をサラサラっと見ていて気になった商品をPCから買うといったアクションや、
PCで調べた電車の乗り換え案内や、予約したレストランの情報をスマホから確認する
このような動作をより便利にする機能がブラウザに搭載されるのでは?と思っています。
IEのシェア下落は軽快なChromeの登場に一因がありました。
スマホOSシェアを取り損ねた一因にAndroidが考えられます。
つまり、非常に大きな利益を獲得できるチャンスがBingにはありながら、IEとWindows Mobileが足を引っ張った形です。
PCユーザーがスパルタンを愛用し、スマホでWindows10を選択するユーザーが増えると、必然的にデフォルト検索エンジンのBingシェアは拡大します。
先日投稿した米国検索エンジンシェア2014年12月に変化とも繋がってくるでしょう。
Win10のプレビュー版がリリースされた現在、新ブラウザの追加情報にも期待です。
追記
マイクロソフトは開発者向けのカンファレンス内で次期OS(windows10)へ搭載される新ブラウザの名称を「Microsoft Edge」と発表しました。※4/29発表
IEに非常に似たeマークが同時に公開され、今後ユーザー間ではプロジェクト・スパルタンの呼称から「エッジ」へ変わるでしょう。
プレビュー版を見る限り、現在のChromeやfirefoxの良い所を見境なく取り込む姿勢を感じます。
カッコ良い「Microsoft Edge」の紹介動画がマイクロソフトより公開されています。
windows10では、IE11と「Microsoft Edge」が共に搭載される模様。
社内システムの都合、IEの今後が気になっていた方々は安心出来そうです。
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