リスティングは効果的?街頭配布・ポスティングとのデータ比較
公開日:
:
最終更新日:2015/06/08
リスティング
『リスティングってどのくらい効果でるの?』
リスティング実務者の方であればこんなざっくりな質問を何度も受けたことがあるかと思います。
お会いしてお話を伺っている中でご質問を頂いた場合、相手のことを幾分理解しているため、相手に合わせた回答を心掛けていますが、本音は質問に質問で返したい内容です。
- 1件でも売れたら効果ありですか?
- どのくらい予算をかけますか?
- どのくらいの期間内に結果を求めますか?
ただ、実際にはご質問者様のわかりやすい次のような回答をする場合が多いです。
『チラシのポスティングよりは費用対効果が出る業種が多いです。』
実際に、飲食店でテストしたケースを例にあげ数字を見てみましょう。
- チラシをポスティング配布5000部(20,000円強の費用、印刷+ポスティング)
- チラシをサンプリング街頭配布2000部(61,000円強の費用、印刷+配布員時給)
- HPへリスティング広告出稿250クリック(10,000円の費用、Adwords広告費)
結果、各媒体で配布したクーポンの回収数は次の通りでした。
リスティング(12) > 街頭配布(6) > ポスティング(1)
※カッコ内は来店組数、配布や広告出稿完了後2週間経過までを測定
各媒体別の顧客獲得単価は次の通りでした。
リスティング・・・833円
街頭配布・・・10,166円
ポスティング・・・20,000円
配布部数やクリック数が小規模でのテストですので必ずしも上記に近い数値が取れるとは限りません。
またチラシやHP上で配信したクーポン(内容は約1500円でドリンク飲み放題)を工夫することでこれ以上の数字が出るでしょうし、極端な割引率であればお店近くでの街頭配布効果は高まるものと想像されます。
しかし、テストの実感としてリスティング広告は非常に魅力的な集客ツールであると改めて感じる数字となりました。(リスティング代行会社の話なので話半分で聞いて頂いても魅力がご理解頂けるかと思います。)
少々はなしが脱線してしまいましたが、リスティングは効果が見込めるかを考える際、既にポスティングを行っている企業や街頭配布を行っている企業であればテストしてみる価値は十二分にあるサービスです。
トライする際のネックとしては、チラシでのデザイン費用同様ホームページやランディングページを作成する費用が掛かります。(既に持っていれば新規に作らずともリスティング可能です。)
現在集客ツールにチラシを利用しているのであれば、新聞折込やポスティングよりも効果的な集客が出来る場合が多いと思います。
- 地域の競合はどんなユーザーに訴求しているか
- どのくらいの予算で始めるべきか
- 現在のホームページを活用できるか、新規に作るにはどんなサイトにすべきか
などなど、これを中心に調査した上で戦略を練ると良い結果に近付くでしょう。
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