検索エンジンの仕組み。上位表示するサイト、しないサイト。
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最終更新日:2015/06/08
検索エンジン
今回は検索エンジンはどうやって検索順位を決定しているのか、その仕組みについて見て行きたいと思います。
上位表示するサイトはどんな点が優れているのか、上位表示しないサイトはどこに問題があるのかを確認し、あなたのサイト改善にも取り入れて下さい。
Yahoo!とGoogleの違い
今日の検索エンジンは実質Googleのみです。
Yahoo!はYahoo!の皮をかぶったGoogleであるためです。
2015年1月現在、Yahoo!の検索結果における順位決定アルゴリズムはGoogleから借りている仕組みのためです。
※アルゴリズムとは、サイトの評価点を算出する方法といったところでしょうか。順位を決める為に、指定の検索語句に対するサイト個別の評価点を計算し、高い順に順位が決定します。何をどのように評価、計算しているのかをアルゴリズムと呼んでいます。
一時、Yahoo!検索結果においてのみYahoo!カテゴリの影響を僅かに感じる時期がありましたが、現在はほぼ皆無といって良いでしょう。
Yahoo!検索の特色はGoogleの結果にニュースや知恵袋、Yahoo!地図、Yahoo!ショッピングなどを追加するスパイスが僅かに効いています。このため、検索エンジンの仕組みを考える上でYahoo!を論じることはほぼありません。一般にGoogleアルゴリズムと言うのはこの為(Yahoo!はGoogleから借りているため)です。
順位決定要素
順位決定要素は約210ほどあると言われています。
その210を大きな15グループに分けられます。
- ドメイン要素
- サーバー要素
- 構築構造要素
- コンテンツ要素
- 内部リンク要素
- サイト全体の要素
- マークアップ要素
- キーワード要素
- 速度要素
- 外部リンク要素
- リンク元サイトとの関係性要素
- SNS要素
- 滞在時間要素
- 管理者要素
- 減点要素要素
単一の要素では影響は小さくとも、複数項目においてチェックが入ると大きな加点、減点対象となる要素もあります。
ですから、上記の通りグループ分けはしてありますが、横断的な要素がいくつもあることを覚えておきましょう。
どうやって順位を決めるの?
ひとつひとつの検索クエリに対して、都度ランキングをとっています。
順位を決める要素は上掲の15グループに含まれるそれぞれ要素であり、満点採点ではなく加点減点採点です。
ドメインに歴史があると加点されるとした場合に、20年間の歴史があるからドメイン要素においては100点満点といった採点ではなく、20年間の歴史があるので、20点加点といった評価方法になります。
10年であれば10点加点の場合もあれば、5年から10年は一律5点加点の場合もあるでしょうし、5年ドメインは19.5点で10年ドメインは19.7点といった接近した配点かもしれません。
全ての採点結果を合算した総合点で順位は決定されます。
上位表示させるには?
非常に簡単な仕組みで、各順位決定要素を最適化することで順位は上昇します。
最適化出来ない要素もあるため、最適化可能な要素の中から取り組みましょう。
また、加点幅が大きい項目や対策にコストが掛からない項目(ランニングコストが増大する対策とそうでない対策)を中心に取り組むと良いでしょう。
取り組みやすい対策項目
次に挙げる要素は対策がしやすい項目です。積極的に挑戦してみましょう。
構築構造の編集
html構造のミスを修正すること、内部リンクや外部リンク切れを確認し問題をクリアすること、jsファイルやcssファイルの軽量化を行うこと、サイト構造が分かりやすいツリー形式になっているかの確認をしてみましょう。
コンテンツの独自性、専門性、更新頻度
サイトへ掲載されているコンテンツはオリジナリティーの高い内容となっていますか?
あなたにしか書けないコンテンツを目指すべきです。
また、サイトの専門性を打ち出せていますか?このブログであればSEOやSEMネタばかりであり専門性が強い内容となっています。もし雑記のようなブログになっている場合には、特徴特色について見直しましょう。
更新頻度は重要な順位決定要素です。毎月1回よりも毎週1回です。毎日、日に2回と更新頻度は上がるほど加点が大きくなります。ただし、日に1回更新する場合と日に10回更新する場合の更新頻度における加点は10倍になる訳ではありません。
現実的なラインとして、週に1回をまずは目指しましょう。
まとめ
検索エンジンの順位決定の仕組みは200を超える要素で決まる。
SEOに取り組みはじめは、html構造のミスを減らすことと、コンテンツの独自性、専門性、更新頻度を高める点にトライすると良い。
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