飲食店のファミリー集客アイデア「ただ情報を提供するだけ」
公開日:
:
最終更新日:2015/06/08
業種別集客戦略
独り身男性が提案する、飲食店の子連れユーザー獲得施策。
「そうだ!今日は奥さんと子供と楽しく外食しよう!」研究会場はこちらです。(冗談です)
今回は、飲食店の集客アイデアについてです。特にファミリー層(小さなお子さんがいるケース)の獲得に力を入れる場合を想定しての実行ベースでの内容になっています。
ただ不足している情報やユーザーが店舗比較時にチェックしている情報を掲載するだけで、ファミリー層の来店客数を伸ばす事ができます。
すでにウェブサイトを持っているお店の経営者や店長さんが読んでいるのであれば、早速今日から実践して下さい。
出来ていないお店が多いからこそ
ぐるなびや食べログはしっかりとコンテンツを用意していますが、店舗のホームページにおいては用意出来ていないお店の多いこと、多いこと。
そこで、今回はどういったページを用意したら良いかをガガガッと記載いたします。
参考にして頂き、ファミリー層獲得のための新ページをアップしましょう。
用意したいコンテンツ
ここからは具体的なコンテンツ例を挙げていきます。
あなたのお店では該当するかを確認しながら読み進めて下さい。
ランチ?ディナー?予約可?
あなたのお店はランチもディナーも子ども連れの来店がウェルカムでしょうか?
複数家族で食事会をするのであれば、子連れファミリー層は確実な予約を望みます。予約を受けられるのか否か、また子どもの人数も事前に確定させるべきかなど情報をまとめましょう。
個室があるか
小さなお子さんがいる場合、個室を望むケースが多いでしょうから、個室の提供、個室での予約が可能か情報を明記すると良いでしょう。
赤ちゃんでもOK?
小さな子どもであれば泣き叫ぶ場合があります。
カラオケ屋さんのキッズルームとまではいきませんが、個室である程度の音量は問題ないのであればその旨を記載しましょう。
これはきっと強みになります。
席の作りや安全性
掘りごたつは小さな子どもが落ちてしまう危険があるため望まれません。
言い返せば、小上がりなどで畳のフラットな席は非常にニーズがありますから強みになります。
席の環境や火傷の危険性が低い席(個室で畳で、鉄板テーブル等ではない席)があれば強みと言えるでしょう。
子供用チェア、ベビーカーでの入店
子供用チェアの数に限りがある場合は数字を明記すると良いでしょう。
ベビーカーでの入店では案内出来る席が固定される場合には、その旨を記載することが親切です。
食器やスプーン、メニューの配慮
取り分け用の食器や子どもの口にも合う小さなスプーン、味が濃くないメニューや一口サイズ(小さく切られた)への対応が可能であればここにもニーズがあるでしょう。
最も大切なことは、歓迎する姿勢
多くの場合で、乳児や入園前の子どもを持つ親御さんは周りに迷惑を掛けずにゆっくりと外食出来ることが希望の中心です。
はたまた何組かの家族で集まり、お母さんも生中をぐいっと飲み干したいことが希望の中心です。
子供用メニューの準備に力を注ぐよりも、ミルクや乳幼児用ご飯(離乳食など)の持ち込みを許可することが望まれるでしょう。
欲を言えば、おむつの交換スペースや子供用の遊び道具等が完備されているに越したことはありませんが、現状のままでも子供連れの入店を歓迎するのであれば、ここまでに挙げたような情報をサイトへ掲載し、是非お子様と当店へといったメッセージを発信しましょう。
他のユーザーには子連れ歓迎店のイメージを持ってほしくない場合
子どもを大歓迎していると、静かに飲みたいユーザーが離れるとお考えの場合、子連れユーザー向けページを分離して作るのもひとつです。
ウェブサイトのTOPにデカデカと「赤ちゃんご一緒歓迎」と書かれていれば、不安に思う通常ユーザーがいるかもしれません。
(実際には音もれなどの心配もない個室が用意出来るのにマイナスイメージを持たれたくない等)
その場合には、下層ページにファミリー向け専用ページを設けましょう。
大切なポイントは、
- お店のあるエリア名
- 子連れ
- 赤ちゃん
- 歓迎
- OK
- 可
- 個室
- ランチ・ディナー
- 業種(カラオケ・居酒屋・洋食・レストラン)
このような語句を用いて、子連れ歓迎店だと思われるページタイトルを作りましょう。
ページ作りに悩んだら、周りでまだ小さな子どもをもつお父さん、お母さんの声を聞いてみることや独身で子どものいない寂しいSEOエンジニアに相談してみると良いでしょう。(自虐)
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