SEOの基礎!canonical(カノニカルタグ)を正しく使おう
公開日:
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最終更新日:2015/06/08
マークアップ
4/21に向けてスマホ対応に忙しいサイトオーナーの皆さん。
もしもレスポンシブデザインでの再構築とせず、スマホ専用ページを追加で制作しているならばこの記事で取り上げるcanonicalを4/20までに再チェックしましょう。
canonicalタグってなんだっけ?
説明の前に、実際のソース例を見てください。
<link rel="canonical" href="https://j-sem.net/">
この1行をhead内に追加します。
canonicalタグは、悪意のないコンテンツ重複を回避するためのタグです。
スマホ専用ページを作ったサイトでは、次のようなURLになっているのではないでしょうか?
PCサイト:example.com/
スマホサイト:example.com/sp/
スマホ端末からPCトップにアクセスがあったら/spにリダイレクトさせて、パソコンから/spにアクセスがあったら、/へリダイレクトさせて、、、よし!スマホ対応カンペキ!
いや、まだですよ!
このままでは、example.com/ と example.com/sp/ のページ間でコンテンツが重複しています。
これではどちらかがコピーコンテンツ扱いとなり、マイナス評価となってしまいます。
これを避けるためには、\ジャジャジャジャーン/
(‘∀`)< かーのーにーかるたぐぅーー
実際のソース例ですぐに対策できます
PCサイト(http://example.com/)のトップページ(index.html)には次の1行を書きましょう。
<link rel="alternate" media="handheld" href="http://example.com/sp/" />
スマホサイト(http://example.com/sp/)のトップページ(index.html)には次の1行を書きましょう。
<link rel="canonical" href="http://example.com/"ツꀀ/>
これでOKです!(exampleをあなたのURLに変えてくださいね)
当然ながら、下層ページもそれぞれ対応するページで指定しましょう。
PCサイトの次のような各ページが
http://example.com/company.html
http://example.com/contact.html
http://example.com/user/page1.html
スマホ用では、
http://example.com/sp/company.html
http://example.com/sp/contact.html
http://example.com/sp/user/page1.html
このようなURL構造となっていたとします。
PCサイト http://example.com/company.html には
<link rel="alternate" media="handheld" href="http://example.com/sp/company.html" />
PCサイト http://example.com/contact.html には
<link rel="alternate" media="handheld" href="http://example.com/sp/contact.html" />
PCサイト http://example.com/user/page1.html には
<link rel="alternate" media="handheld" href="http://example.com/sp/user/page1.html" />
スマホサイト http://example.com/sp/company.html には
<link rel="canonical" href="http://example.com/company.html" />
スマホサイト http://example.com/sp/contact.html には
<link rel="canonical" href="http://example.com/contact.html" />
スマホサイト http://example.com/sp/user/page1.html には
<link rel="canonical" href="http://example.com/user/page1.html" />
ここまでのテストケースを参考に設定しましょう。
さらっと登場していたalternateタグ
alternateは、「◯◯版はこっちだよ!」というタグです。
次の一文であれば、
link rel=”alternate” media=”handheld” href=”URLサンプル”
handheld版はURLサンプルだよ!
という意味になります。
※handheldとは、ハンドヘルドコンピューターつまり携帯電話の意です。
他にも次のような使い方が出来ます。
■link rel=”alternate” href=”example.pdf” media=”print”
この場合、印刷版のURLを示す時に利用します。
■link rel=”alternate” href=”example.html” hreflang=”en”
この場合、英語版のURLを示す時に利用します。
本当は、スマホページではページ分割してるとか誤ったcanonicalの利用とか・・・
このタグは誤った利用を非常によく見かけます。
ですから具体例を挙げて事細かく説明できると良いのですが、ほら、4/21まで本当に・・・残業続きですし・・・ほら、、、ねえ?
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