米国検索エンジンシェア2014年12月に変化

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 検索エンジン

検索エンジンシェアに変化?

先日StatCounter社が発表したアメリカ国内おける検索エンジンシェアに大きな変動がありました。
Googleのシェアが1ヶ月間で2%落ちた理由と、今後のシェア動向について考察をまじえ書かせて頂こうと思います。

2014年11月と同年12月のシェア変化

グラフの上が11月で下が12月です。
google、Yahoo!、bingの検索エンジンシェア201411と201412
今回大きな注目を集めているのは、Googleの大きなシェア喪失です。
※データ元:StatCounter社(英文)

「そうはいっても、まだ独占状態じゃないか」
とお思いの方もいるでしょう。
注目すべき点は2つあります。

わずか1ヶ月で2%を失った

Google、Yahoo!、Bingの3強時代ですが、実はその他の検索エンジンも多数あります。
その他の合計が約2%です。アメリカ人口が約3.1億人ですから、2%でも620万人です。
いかに大きな数であるかわかるでしょう。

そしてその約2%を得たのがYahoo!であり、Yahoo!にとって増加した1.8%は昨月からの対比で20.9%の増加です。とんでもない増加速度です。

Yahoo!のシェア拡大は、firefoxのデフォルト検索変更から影響を受けた

ということ。
インターネットブラウザfirefoxのデフォルト検索エンジンがYahoo!へと変更となりました。
この変更は日本語版ではなされておらず、アメリカ(北米)での限定です。

ブラウザ開発にガンガン金を突っ込むGoogleもChromium(クロミウム)との出会いあたりから大きな方針転換があったように思います。
※Chromiumは現在のChromeの前身と言えるオープンソースのウェブブラウザです。

確かに現在のGoogle Chromeはブラウザシェアの過半数をとる勢いです。
マイクロソフトでもマックでもないGoogleが(パソコン用OS開発をしていないとの意味です)過半を取ることがあれば、検索エンジンシェアの1強独占もより進むでしょう。
しかし15~20%ほどのシェアをとるfirefoxへの資金供給を弱める理由が読めません。Chromeが技術力で優位を保つ必要性があるのでしょうか?

このままじゃ、次はsafariだ!

今回firefoxデフォルト検索がYahoo!に切り替わったことで、最新firefoxブラウザにおけるYahoo!利用率は約20%上昇したと伝えられている。
まだ最新版へアップデートしていないユーザーが数十%いると考えると、この影響は1月においても出てくると考えられます。

次にYahoo!が取りに来るであろう席は、Macintoshのsafariです。
OS Xでも、iOS 8でもsafariは広く利用されています。Windowsユーザーのsafari利用まで含めると全体の約10%程度のシェアを持っていますから、firefoxとまでは言いませんが、検索エンジンシェアを短期間に1~2%奪うチャンスです。
WindowsにおけるIEのデフォルトは崩せない、AndroidにおけるAndroidブラウザ、Chromeも難しい。
だからこそ、safariはどうしても切り崩したいところです。
※現在はsafariデフォルトはGoogleです。

まとめながら念の為に補足

米Yahoo!が本気を出してきた。Bingも黙っていない。
当面の間、ブラウザのデフォルト検索エンジンから目が離せない。

日本のYahoo!は米Yahoo!から独立した事業体となっています。
※Yahoo!JAPANの第2位の株主は米Yahoo!です。
本ポスト内でのYahoo!は米Yahoo!を指し、日本のYahoo!とは別事業体を指しています。

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