ウェブサイトとホームページの違いをとにかく簡単に説明するよ

公開日: : 最終更新日:2015/06/08 ウェブ全般

   
 
   

WEBサイトとホームページは一緒?

ウェブサイト(WEBサイト・WEBページ)とホームページ(HPやホムペ)の言葉の意味をご存じですか?
今回はよく使う言葉の話。とにかく簡単に説明します!

ウェブサイトとは?

ウェブページが集まって、ウェブサイト。
1枚なら用紙で、集まったら冊子に似ていますね。
あなたが今見ているこのブログも「ウェブサイト」です。

ホームページとは?

ウェブサイトのトップページがホームページです。
そう、そのサイトの中の最上位のページがホームページです。
ホームボタン(家のマーク)をグローバルメニューに設置しているサイトもあるかと思います。ホームに戻るという言葉は今でも使いますね。
ページは1枚で成立します。
サイトは複数のページの集合体です。(厳密には1枚のページだけでもそれが全体であればサイトと呼びます。)

ホームに該当するページだから、ホームページです。
少し難しくなってしまいました。
ここまでの話を図にしました。

図解にしたらスッキリ

トップページがあって、その下に会社概要ページや社長挨拶ページがあるよく見るコーポレートサイトをイメージして下さい。
ホームページ=トップページ、全体でウェブサイト
これだけのことです。

ホームページとウェブサイトは同義だと勘違いしていた

かなり多くの方々が誤って言葉を使用しています。
「会社を設立したので、ホームページを作ろうと思う」
よく使われる言葉です。

この言葉を正確に受け取れば、
「ウェブサイトのトップページだけ制作する」
となります。

ただ、実際には「ウェブサイト=ホームページ」として利用されています。

なぜ誤解が生まれたか

諸説ありますが、私は「ホームページビルダー(日本IBM開発)」に大きな原因があると思っています。
国内でもっとも売れたウェブサイト制作ソフトが「ホームページ」をビルドすると名乗っていますから、ここから誤りが広がったのではと考えると自然です。

1990年台のウェブサイトは、トップページ(ホーム)に「私のホームページへようこそ」と書くサイトが多かったと記憶しています。
この言葉はホームページ(つまり、トップページ)に記載されており、言葉として間違っていません。
無理な言い換えをすると、「私のウェブサイトの受付入り口にようこそ」といったニュアンスになります。
ここから、ホームページという単語がひとり歩きしたとも言えます。

正すべきか?

私は言葉の誤りを正す必要性は感じていません。
あなたは顧客から「ホームページを見て電話しました」と言われて、それを正しますか?
あなたがウェブサイト制作会社に依頼する際、「ホームページのデザインをリニューアルしたい」と話すことで問題は生まれますか?

恐らく、言葉の誤りを正すこともなければ、問題も生まれません。

私は意図的に「ウェブサイト」と「ホームページ」を共に使うようにしています。
というのは、ウェブサイトへSEOを施したいと考えるユーザーの検索語句に誤った言葉が含まれるためです。

「ウェブサイトのリニューアルをしたら、順位が大きく落ちて困っているユーザー」
「ホームページを改修したら、アクセスが大きく減った管理者」
このどちらのケースにもサポートを行っています。(原因をつきとめて、改善するお仕事ですね)

大切なことは、あなたの見込顧客や潜在顧客が「ホームページ」という言葉を誤用しているか否かです。

ちゃっかりSEOの同義語の話に結びつかせてしめようとする

今回のウェブサイトとホームページ。
同義だと思っていたが、正確には言葉の意味が異なった。こんなお話。

SEOとSEO対策、どっちが正解?
当然正解はSEOです。SEO対策という言葉はおかしな言葉です。
しかし、私達ウェブマーケターは検索があるならば検索上位を狙います。

そしてページコンテンツを作成する際、意図的に同義や間違って使われている言葉を取り込むことで単語数を増します。
よりオリジナル度の高く、総単語数の多いコンテンツとするためです。
言い換えが多すぎて読者が混乱しては本末転倒ですが、許容の範囲で広げることは重要でしょう。
以前のポスト、同義語や類語や対義語を上手に使うとSEO効果があるのか?もどうぞ。

 

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