東京都文京区のSEO対策会社として、区内のウェブサイト活用度を調べてみた
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最終更新日:2015/06/08
文京区
SEOノウハウや実践方法を投稿するばかりで、地域ネタの投稿が一切なかったため、エリアのウェブ活用度を簡単に調べてみました。
その前に文京区のことを少し
文京区内で盛んな産業は印刷や製本業と医療関連作業だそうです。
特に印刷・製本においては、突出して事業所数や就業者数が多いことが分かります。
下の表は文京区と新宿区の印刷事業所の数と区内総事業所数を表したものです。
印刷事業所数 | 総事業所数 | |
文京区 | 711 | 14110 |
新宿区 | 731 | 32193 |
ご覧の通り、印刷・製本・それらに関連する事業所の割合が高いことがわかるかと思います。
※図解化した結果、とても分かりづらいグラフィックになってしまいました。反省です。
ここでは、『製本業』を題材にウェブ活用度を見て行きたいと思います。
活用度調査対象社数は76社
文京区エリアにも、製本業を営む事業所を対象にした組合があります。
今回は、製本組合のウェブサイト上から参加事業所総数を数えます。
※組合参加名簿から数えます。
ここで作成した事業所名にてGoogle検索を行います。
1~10位内にて該当企業のウェブサイトを発見できるかを調査します。
調査結果
ウェブサイトを保有する企業は、27社でした。
つまり、全体の64%はウェブサイトを作っていないわけです。
活用以前にサイトを保有していない企業が多数。
今や固定電話と同様に開業時にセットで準備することが当たり前になったウェブサイトも、一部の業種業態では大多数が保有していない現状がありました。
中小企業経営者や個人事業主から何度かこういったお話を伺ったことがあります。
・うちには関係ない
・ホームページを見て注文する業種じゃない
確かに、そのようなケースもあるかと思いますが、
・求人応募者は企業サイトがないだけで応募を躊躇します
・名刺交換し興味をもった見込顧客は問い合わせ前にウェブサイトをチェックします
これらのように、小規模事業者であっても従業員を雇い入れている場合や新規の取引先を受け付けている場合には、目に見えないだけでマイナスとなっているかもしれません。
検索エンジンマーケティング事業者として反省も
今回は、もっとSEO視点で地域のウェブサイトを調査しようと考えていましたが、想像以上にサイトを保有しない企業が多いことに驚き、活用以前だと感じ調査を中断しました。
固定電話よりも安価な維持費で保有できるウェブサイトも増えていますが、まだまだ必要性を感じていない経営者が多いようです。
取引先の電話番号が携帯電話のみだったら不安になりませんか?
取引先にウェブサイトがなかったら不安になりませんか?
今日はこんなお話でした。
次回以降はまたSEOの内部ネタを中心に最適化のテクニックや実践ノウハウを公開していく予定です。
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