ブログのアクセスが増えない方必見【地味にトラフィックを増やす方法】

公開日: : マーケティング

   
 
   

ブログのアクセス数を増やすには?
今日はブログのアクセス数が伸び悩んでいる方へ贈る、堅実な手法紹介記事です。
魔法のようなテクニック紹介ではなく、誰がやっても確実にかつ地味に効果が期待できる内容にしています。

全体の目次です。
1.目標をたてよう
2.ブログのテーマを考えよう
3.検索ニーズを意識しよう
4.記事の文字数、更新頻度、記事数をルール化、目標設定しよう
5.更新の度にアクセスしてもらおう
6.スマホからも読みやすいレイアウトにしよう
7.回遊率を高める

1.目標をたてよう

アクセスを増やす!
ではどのくらい増やしますか?
どの数値を目標としますか?

はじめにここを明確にしましょう。
オーソドックスな目標で十分です。月間1万PV・10万PV・100万PVなどと目標を定めましょう。
目標は新規サイトであれば1万PVが第一目標で良いでしょう。
読者対象が広いテーマを扱う場合には、初期目標から10万PVを置くのもひとつです。
※読者対象とは、その記事を必要とする読者の数です。料理のレシピや掃除のコツを扱うのであれば、読者となり得る人の数は相当に多いでしょう。反対例として、細胞融合技術や細胞工学をテーマにした場合を考えてください。大概の人はこのテーマについて検索したり情報収集をしません。料理をする人の数と比較した場合、少ないことが分かります。
対象が広いほどライバルも多くなる傾向にありますが、人気記事が書けた際のアクセスの伸びは非常に大きいですから大きめの目標を置くと良いでしょう。

2.ブログのテーマを考えよう

これは『テーマを絞って運営すべき』と言いたいわけではありません。
しかし、ブログメディアのアクセスを増やすには、『新規ユーザー』と『リピートユーザー』の合計アクセス数を増やす必要があります。

新規ユーザーのアクセスを増やし続けることだけでアクセス総数を増やし続けることは難関です。
ですから、ブックマークをして再訪してくれるユーザーやtwitterアカウントなどで繋がり、更新の度訪問してくれるユーザーの存在は非常に大きいです。

あなたが著名人であったり、非常にユニークな文章を書く方であれば、『あなたの文』にリピーターが付くでしょうから、テーマを定める必要はありません。
対して、知名度も特筆すべき文才も持ち合わせていない場合にはテーマを絞り専門性のあるブログにすべきです。これはあなたではなく専門性のあるブログに対してリピーターが付くためです。

無名なブロガーであればあるほど、専門性の高いブログを運営すべきです。
食に関するブログよりも、麺類に限ったブログを。
ラーメンブログよりも、都内のこってりラーメン限定の食レポブログにリピーターが付きます。

3.検索ニーズを意識しよう

アクセスが少ない段階では、検索エンジンからのアクセスをいかに伸ばすかが主テーマです。
そこで絶対に外せないポイントは、
『検索ニーズ』です。

情報に需要がなければ、いくら発信しても誰も手にとって読んではくれません。
あなたが書こうとしている情報は、需要がありますか?
この点を意識して、記事を書いていきましょう。

※検索ニーズを意識するとは?
あなたが提供できる情報を必要としている人がいたとした場合、どのような語句で検索し、あなたのブログに辿り着くでしょうか?

・今起きている悩みや問題をそのまま検索窓に打ち込む場合があります。
例、『歯 痛い』 『残業 つらい』

・起きている問題等の解決策を探しているパターンもあります。
例、『歯 痛み止め』 『仕事効率 改善』

・問題の原因を知りたい目的での検索もあります。
例、『歯痛 原因』 『仕事 遅い 理由』

・問題解決を第三者へ相談や依頼したい場合もあります。
例、『歯科医院 新宿』 『業務効率 コンサル』

・問題の解決方法にこだわりなどを持っている場合もあります。
例、『歯科 無痛治療』 『業務効率 セミナー 土日』

上記のように、あなたの持つ情報を誰に届けるかを考えます。
考え方のヒントは、下記の過去記事が参考になります。

SEOはキーワードの選び方で勝敗が決まる?
キーワードの作成と選定
上記記事にあるように、事前に需要を数値として確認し、需要のあるテーマでライティングを進めましょう

4.記事の文字数、更新頻度、記事数をルール化、目標設定しよう

多くの方々が理想のブログの文字数、更新頻度、記事数について言及されています。
記事の『質』を平等に採点できない以上、文字数について議論しても、これは本質ではありません。

世紀の大発見であれば、たった1行の数式であっても良質なコンテンツとなります。
他者の文章をリライトした無価値な記事であれば、1万文字あっても低品質なコンテンツとなります。

そうはいってもある程度目安が欲しいのも事実。
500~600文字程度を限度とする方もいれば、2000文字が最低限と指定する方もいます。
実際のところは感覚的にこんな感じです。

200~300文字 ・・・上位表示することはマレ
500~600文字 ・・・簡単な4語複合キーワードでも上位表示したりしなかったり
800~1000文字 ・・・600文字程度と差を感じない
1500~2000文字 ・・・3語複合で1ページ目表示を狙うならこのあたりが安定感あるように感じる
3000~4000文字 ・・・2000文字と大きな差は感じない
8000~10000文字 ・・・順位が極端に上がることはないが、ロングテールキーワードでのアクセスが極端に増え、ページあたりのアクセス数は非常に伸びる

ハウツー記事で記事の核が明確になっており、ターゲットキーワードでの上位表示である程度アクセスが見込めるのであれば、1500文字~2000文字くらいでライティングするのが労力と獲得できるアクセスのバランスが良いと思います。
物事の流れ全てをまとめるような記事やランキング記事などはボリュームが増すことで、ページあたりのトラフィックを大きく伸ばすことが出来ます。
またブログ全体の順位をじんわり高める効果も期待できます。
是非、100記事程度書いたブログに1万文字の記事を数記事アップしてみてください。全体に波及する効果を実感頂けると思います。

更新頻度は保つことが最も重要だと考えています。
一日3回更新することを1ヶ月だけ続けるよりも、毎週月曜と木曜に1記事ずつの更新を1年続けるほうが優れた運営方法です。
まずはルール作りをして、定期的な更新ルールにしましょう。

記事数については最低限や上限を考える必要はありません。
ご自身のペースで確実に更新を続けることが大切です。
しかし、アクセス数の伸びは記事数との比例グラフにはなりません
ポンッと急激にアクセスが伸びるタイミングがいくどか訪れることになります。多くのブログでは数十記事アップした頃、200~300記事ほどアップした頃にアクセスの上昇角度が目に見えて変わる瞬間があるかと思います。

この感覚はブログを多く作ってきた方は理解出来るかと思います。
ブログを作るのは初心者といった方は、まずはこの感覚を得るまで頑張ってみて下さい。

5.更新の度にアクセスしてもらおう

facebookページやtwitterアカウント等を連携させて、記事を投稿したタイミングでツイートできると良いでしょう。

自然検索から入ってきたユーザーで、満足したユーザーにはfacebookページやtwitterでの繋がりをすすめめましょう。
RSSフィードやFeedlyも活用できると良いでしょう。
恥ずかしながら私自身、このブログにおいては出来ていない部分もあります。
WordPressブログであれば、記事投稿と連携させるプラグインもありますので、導入することでツイート忘れも防げます。

6.スマホからも読みやすいレイアウトにしよう

リピーターを増やす施策とも言えますが、スマホからの表示を最適化しましょう。
ブログの多くは文字を読みますので、(漫画ブログなど一部例外あり)読みやすい文字サイズでの表示とレイアウト、表示速度は重要です。
レスポンシブデザインでの構築か、スマホ用テーマのカスタムを行うようにしましょう。
無料ブログの多くはスマホ最適化されているかと思いますが、万が一スマホに非対応のブログを運営中であれば対応する又はサービスの乗り換えも検討して良いでしょう。

7.回遊率を高める

ページビューを目標に置いた場合、1ユーザーが1ページを見て帰る場合と2ページを見て帰る場合とで必要となるユーザー数が倍変わります。
記事を読み終わったユーザーに類似コンテンツを勧めたり、人気記事を案内しても良いでしょう。

記事内で他記事をすすめるような構成にしても良いかと思います。
※検索エンジン経由での新規ユーザーが多いブログの場合にはどうしても1セッションあたりのページビューは少なくなります。
(1度の訪問で何ページを閲覧するか)
※まずは2.0/セッションを目指してみましょう。

まとめ

あなたの興味関心の強いテーマでブログ訪問者のどんなニーズ(検索語句)に対し、どのような形でコンテンツを提供するか、しっかり考えた上で記事を書いていきましょう。
大切なことは定期的な更新です。
リピーターがあなたのブログの更新に気付きやすよう、facebookページやtwitterやFeedly等の登録・追加ボタンを用意しましょう。
もっと読みたくなるレイアウトやスマホ対応も忘れずに。

 

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